内容説明
精神医学や心理療法、心療内科などでよく利用され、効果の高いテクニックとして知られる「自律訓練法」。臨床家が自律訓練法を患者・クライエントに指導するときに必要となる基礎からコツ、真髄までをじっくりと教授、自律訓練法を得意とする臨床心理士がその経験をもとに自律訓練法のテクニックや、症状ごとの適用、禁忌など、そのメソッドを余すことなく描いた。
目次
1 自律訓練法とは
2 なぜ自律訓練法か
3 自律訓練法の導入の前に
4 自律訓練法―標準練習をどう始めるか
5 自律訓練法―指導の実際
6 指導事例
7 自律訓練法に関するQ&A
8 資料
著者等紹介
中島節夫[ナカジマサダオ]
1937年、旧満州生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。精神科医師。1974年、北里大学医学部精神科講師、1997年、同大学医療衛生学部助教授を経て、現在「ゆたかクリニック」付属催眠ストレス研究所所長
福山嘉綱[フクヤマヨシツナ]
1949年、鹿児島県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。臨床心理士。1993年、北里大学東病院臨床心理係長。1996年、北里大学医療衛生学部・看護学部・薬学部兼任講師。2006年、慶應義塾大学非常勤講師を経て、現在NPO法人神奈川県メンタルヘルスサポート協会顧問、北里大学大学院看護研究科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。