内容説明
仏教の真髄=『正法眼蔵』から学ぶ人生の心得。わかりやすい!道元禅の核心。混迷する現代を、強く、確かに生き抜くために。難解と言われる『正法眼蔵』を56の名文から一気に理解。
目次
人には、悟った上に悟り抜いていく人と、迷いの中に迷いを重ねる人とがある
仏道を習うことは、自己を習うことだ
本来の自己に返れば、あらゆるものは無我である
空は無を表現する力量である
仏性は成仏と同時に現われる
言葉は一生かかっていい表わすこともある
生を使いこなして生にとどまる
仏道は心をもって学び、身をもって学べ
生はけっして死に妨げられることはない
即心是仏とは、菩提心を発し、修行し、涅槃に入ることである〔ほか〕
著者等紹介
公方俊良[クボウシュンリョウ]
敦實親王菩提寺蒼竜寺第四一世貫主。国際仏教伝道学院長。1941年、京都生まれ。中央仏教学院卒業。天台宗系門跡寺院において得度・檀家を持たず、講演と著作による伝道のみで寺院を護持し、社会教化に努める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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