内容説明
ガラス芸術の本場ベネチアを唸らせた技術と装飾。西洋と日本の文化を融合させた高い精神性。ガラス作品で問いかける「日本再生の鍵」。
目次
第1部 先達に学び自己を磨く―ガラスと歩んだ五十年(ガラスの聖地を圧倒した“ガラス工芸作家・黒木国昭”;ハングリー精神を養った少年時代;ガラスとの強烈な出合い;先達の仕事に学ぶ ほか)
第2部 文化を生き抜く力に―黒木国昭の哲学(日本人であることを鍛える;今に安心せず成長をめざす;育むべき「どう生きるか」という思い;世界の中で日本人としての役目を果たすために ほか)
著者等紹介
黒木国昭[クロキクニアキ]
1945年宮崎県生まれ。県立小林高校卒業と同時に、ガラス会社に就職し、ガラスの道に入る。1974年より創作活動を開始し、1977年国家ガラス技能一級を取得。1984年に独立。1989年グラスアート宮崎綾工房を創設し、ガラス工芸では初めての国の卓越技能者「現代の名工」を受賞。西洋のガラスの素材に日本の装飾美・琳派などを融合させてまったく新しい世界を生み出した。国内外で展覧会を展開するなど幅広く活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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