目次
フレイルと老年症候群について―歳をとるとは
転倒・骨折とその予防法
認知症の症状と予防法
認知症に伴う諸症状―妄想、幻覚、易怒
肺の病気にならないために―肺炎およびCOPDの対策
スマート服薬のすすめ
高齢者の高血圧―緩やかな管理で老化を緩やかに
高齢者の糖尿病―緩やかな管理で老化を穏やかに
高齢者のやせとその対策
高齢者の不眠―遅寝早起きで睡眠薬の害を避ける
頻尿・尿失禁―排尿トラブル
在宅医療―自宅が診療室
著者等紹介
秋下雅弘[アキシタマサヒロ]
東京大学大学院医学系研究科加齢医学(老年病学)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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きのこ
2
医師や医療関係者に向けて「高齢者の健康や病気とは」を説明した本だが素人でも十分わかりやすい。というより素人向けじゃないのかこの本? 高齢者自身や介護者に大変役立つ。中高年期からは何かの病気になるというより多くの病を一度に抱える多病状態が多いこと、そのため疾患単位での医療では対応しづらく適切でないことが記されている。一つの病に対処する方法が同時に起こっている別の病にはマイナスになるなど。また高齢者特有の身体の状態も丁寧に説明されていた。一人でも多くの医師がこれを読んで欲しい。2025/01/05
kaz
0
フレイルの状態や高齢者特有の症状等をわかりやすく解説。薬剤関係は、実際に使用するような局面にならないとピンとこない。2020/07/10