内容説明
時は、長岡から京が山背国葛野へ移り、平安京と呼ばれるようになって四十六年、仁明天皇八年にあたる星暦840年。京では、たびたび怨霊の出没による騒ぎが起こっていた。移ろいやすい心、しかし、それは己もそうであることを知らず、恨みを抱くものたちにより、次々と生まれる生き霊、死霊―。激した一人の男が立ちあがった。野狂の人と呼ばれる、東宮学士、弾正少弼、小野篁。法力により怨霊を封じるのではなく、まさにその一つ一つを鎮めんと―。「宇宙皇子」「幻想皇帝」など数々のベストセラーを送りだす著者の、話題集中の新シリーズ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mercury
1
小野篁が主人公だというので読んでみたが、別に篁じゃなくても良さそう。篁と三君のやり取りが美しい。文章はもう少し何とかしたらと感じた。特に「誠」という文字が多すぎ。口癖じゃないのだから……。2014/09/22
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【『読書メーター』を知るまでに読んだ本の記録】 通算:#10431999/09/30
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #5861997/04/30
愛奈 穂佳(あいだ ほのか)
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【大学在学中の4年間で、卒業後に進みたい業界に関係ある本を1000冊読みなさい、と言われたので挑戦した記録】 #0721994/12/31