内容説明
600に及ぶ村々を立て直した“農村再建の神様”・二宮尊徳。薩長同盟を実現させた“真の維新三傑”の一人・坂本龍馬。日本海海戦で世界を驚かせた偉大な日本人・東郷平八郎。時を超え、今よみがえる!誇りある日本人のこころ。著者渾身の偉人伝。
目次
第1話 二宮尊徳―日本が世界に誇る古今独歩の大聖(金次郎を鍛え上げた二十年間の試練;一家を廃して万家を興す;農村復興の神様―桜町を再建した大慈大悲の至誠;至誠・報徳の真の日本人の道)
第2話 坂本龍馬―「明き清き直き誠の心」(「廃れ者」から維新の志士へ;龍馬の「攘夷」の精神;志士達が立上った原動力―尊皇の心;国難打開に尽した無我献身の生涯)
第3話 東郷平八郎―全世界が尊敬する古今随一の海将(明治の日本海軍を背負って;苦難、試練を乗り越えて;日露戦争―世界史を変えた世紀の一戦;限りなき忠誠)
著者等紹介
岡田幹彦[オカダミキヒコ]
昭和21年、北海道生まれ。國學院大学中退。学生時より日本の歴史及び人物について研究を続け、多くの歴史物語・人物伝を連載中。全国各地で講演活動を行っている。現在、日本政策研究センター主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とふめん
6
三人の伝記 勉強になりました。2021/07/03
れんと
0
どんなに科学技術が進んでも、それを使う人間の心が養われないと、文明は進歩しないし、人類に本当の幸せは訪れない。人間の心を養うには、自分の国の歴史、伝統、文化を学ぶことが必須だが、戦後は明らかにそれをそれをおろそかにしている。そういう意味でも私達現代日本人は、100年前と比べて人間力は衰えている。一方で自分で学ぼうと思えばいくらでも機会があるわけで、本人次第で変わることはできる。本書のような偉人が我々日本の先祖にいたことをしっかり学び、誇りを持って今を生きていかなくてはならない。2023/11/26