内容説明
西郷と大久保「あんなに仲の良かった二人なのに…」感傷的なこの言葉で、二人の生涯が語られる。この言葉が、真実の歴史の検証を阻害してきたのでは…多くの証言から西郷の実像に迫る。
目次
第1章 西郷と月照―入水自殺の真相と秘話
第2章 西郷の死の真相
第3章 供養の歴史
第4章 イギリスとフランスの覇権争い
第5章 西郷隆盛に接近した異国人
第6章 作家が描く西郷隆盛像
第7章 戯曲に描かれた西郷隆盛
第8章 西郷隆盛の実像を追う2
著者等紹介
米村秀司[ヨネムラシュウジ]
1949年生まれ。1971年3月、同志社大学卒。1971年4月、KTS鹿児島テレビ放送入社。報道部長、編成業務局長、企画開発局長などを経て、鹿児島シティエフエム代表取締役社長。1999年10月、ザビエル上陸顕彰会のメンバーとして鹿児島市のザビエル公園にザビエル、ヤジロウ、ベルナルドの3体の像を建立。カトリック鹿児島司教区と連携し、「ザビエルの右腕(イタリア国重要文化財)」をローマから鹿児島に招聘。1999年4月、ザビエルのブロンズ像“KTS開発(現KCR)製作”を有志とバチカン市国へ贈呈。ローマ法王ヨハネパウロ2世に特別謁見。2008年5月、ザビエル来訪地、鹿児島県日置市東市来町にザビエル像を有志と建立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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