目次
第1章 運命の選択(これから何が起きる?;なぜタイムリーな変化が必要なのか―地球の持続不可能性;2012年という分岐点)
第2章 今、めざめのとき(タイムリーなシフトの目指すもの;立ち上がろう!意識のシフトを続けながら)
第3章 新しい世界からの報告(平和で持続可能な世界からの報告;人類が地球に帰郷するとき)
著者等紹介
ラズロ,アーヴィン[ラズロ,アーヴィン][Laszlo,Ervin]
世界賢人会議「ブタペストクラブ」の創設者・会長。「システム哲学」と「一般進化理論」の創始者としても知られ、60冊を超える著書、数多くの論説や研究論文を発表している。ニューヨーク州立大学教授、ベルリン国際平和大学理事・教授、ユネスコ顧問等を歴任。国連調査訓練研究所(UNITAR)所長として発展途上国が抱える課題の解決に取り組み、数々の実績をあげた。名誉博士号ほか受賞歴多数。2001年度「五井平和賞」を受賞2004年度・2005年度ノーベル平和賞候補にノミネートされた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
28
こちらも1月のビブリオバトルで紹介されていた本。先に読んだ「ずる」という本に比べると、なんと清く美しい世界を志向していることか。本書は1970年代に「成長の限界」を編集したアーヴィン•ラズロ博士が「いよいよ2012年あたりに限界がきてヤバイから意識を変えんといかんよ」と呼びかける本。民主主義のあり方、経済のあり方、貧困への取り組み、紛争の解決方法など、いろいろ問題山積みな現状をガラッと変えて行こうよというメッセージがてんこ盛りだが、現状の問題に対する分析が大雑把すぎてどこか上滑りしている感じも。2014/03/13
シフ子
6
既存システムで無意識に生活している私達は 第三世界を搾取し貧困に陥らせているかを意識しない。コーヒー一つ買う行為もその生産者の生活を左右する。ワールドシフトは 暴政と暴力 汚染物質の洪水 難民等の問題を解決するために一人の行動が世界に伝わることを意識し 持続可能な世界を作るための選択をする。2012年は様々な古代宗教が世界の変容を予言。それは天文学という物理科学が密教的伝統やそれに基づく数学的計算で割り出した日付と一致する。想定外の加速と複合インパクトがあるというが まさに今回の大地震が証明している。2011/04/07
カムナビ
2
2012年に限界がくるからやばいって主旨で書かれた本を今更読みます。 地球が限界なので意識を変えていかないといけないって話です。 アカシックレコードを持ち出してスピリチュアル寄りの話をするかと思えば、温暖化や貧困、戦争、テロ、食糧など世俗的な観点でそれを小さなことからコツコツと市民レベルでやっていこうといった話もあり、ブレを感じた。 最後に2023年の理想の地球像を描いていたがこの部分は全く賛成できない耳触りのよいだけのつまらない世の中です。ちょっとがっかり。 意識を変革していくってことには賛同しま2014/08/14
ミツキ
1
これを読むと広井良典が現代を第三定常化への過渡期と言うのも頷ける。彼が言う「地球倫理」も本書の内容と相通じるものがある。私には人間がこんな風に考えること自体が面白い。2014/12/09
ブラッセル
1
参宮橋でのWorldShiftに参加して読みはじめました。 アービン・ラズロ研究2011/10/06
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