内容説明
定番の名城ガイドには載らない歴史に伝わる城の見所が満載。知られざる120城。
目次
北海道・東北
関東
中部
関西
中国
四国
九州・沖縄
著者等紹介
本岡勇一[モトオカユウイチ]
兵庫県出身。現在までに全国約2,000の城を「制覇」。お城探訪情報サイト「城めぐドットコム」を運営。またmixiのコミュニティ「お城めぐりをしよう!」の管理人でもある。歴史や城にまつわるトークイベントなどにも数多く出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
43
図書館内で読了(3)日本全国のたくさんのお城を紹介した本。文章が柔らかくて読みやすい。だけど、知ってるお城やサブタイトルに目を惹かれたものはよく読んで、それ以外はパラパラっと^^;最初についてる雪景色の竹田城の写真が綺麗。2015/04/26
★miya★
4
北海道から沖縄まで全国にある城のうち120城について、簡単な歴史、現在の存続復興状況や実際に訪れた筆者の感想が掲載されていました。がっつり城好きの人よりもこれから城に興味を持っていきたい人に向けた本です。 知識の増減という点では微妙ですが、城を見る時の楽み方が分かってくる本なので結構好きです。表紙や巻頭付録の竹田城の写真が魅力的だった割に、他では1城につきモノクロ3枚だったのが少し物足りなかったです。写真集じゃないから仕方ないんですけどね。2013/12/15
Junya Akiba
3
「はじめに」で著者が語っているが、「天空の城」と呼ばれる兵庫県の竹田城、確かに一度いったらやられちゃいそうですね。中世山城にのぼって周りを眺めて戦国の頃に思いを偲ばせるもよし、堀や土塁、石垣、建築物、縄張りに技術的な興味を持つもよし、当時の人々の努力に感心するもよし、周りの景色、自然を眺めるもよし、である。本書は数多くの城が紹介されており、著者の観点でおすすめ度が1~5で記されているのでそちらも興味深い。本当の城ファンになると天守閣だけではなく周りの石垣や堀に多く目が行くようになるらしい。2017/10/29
ユーグ
2
時代小説に出て来るお城が載っていると、テンションが上がる。「こんな城もあったんだ~」と心で思いながら読んだ。地元のお城チェックも欠かさない。私の近所の城跡が載っていなかった。それだけお城は、身近で沢山あるのですね。2012/07/07
青
2
日本の城に惹かれているものの、せめて石垣がないとトーンダウンしてしまう。しかし本書の作者は山城(址)の山林の間に残された掘割などを見ては城が盛んだった頃に想像の羽を伸ばしている。それに比べて自分は何てミーハーなんだろうと思ってしまう。表紙と口絵に、現在興味がある竹田城が載っているので購入しようかと考え中(図書館で借りた)。校正にアラが目立ち、著者というより出版社の編集さんの作業が粗く感じるのが残念。2010/03/30