内容説明
あなたはおそらく1日のかなりの時間を社内外での交渉に費やしているのでは?正式な会議での折衝から、上司や部下、家族との話し合いまで、その形はさまざまでしょう。交渉を成功に導くためには熟練した交渉術が不可欠です。本書を読めば、このようなことが可能になるでしょう。交渉の基本タイプを理解する。交渉を準備し、実践し、取りまとめる。交渉相手との良好な関係を築き、維持していく。
目次
第1章 交渉術―基本編(交渉のタイプ;多段階交渉と多者間交渉;4つのキーコンセプト;交渉までの9つのステップ ほか)
第2章 仕事のヒントとツール集(交渉に役立つツール;自己診断テスト;自己診断テストの正解と解説;よくある質問とその回答)
著者等紹介
アーロン,マージョリー・コーマン[アーロン,マージョリーコーマン][Aaron,Marjorie Corman]
法学博士。仲介の専門家、指導者、教授。調停、交渉および論争解決の分野で18年以上の経験を誇る。ベストセラー“Getting to Yes”(ロジャー・フィッシャー、ウィリアム・ユーリー、ブルース・パットン著、『ハーバード流交渉術』)を世に送り出したハーバード法科大学院・交渉学プログラム(Program on Negotiation)の事務局長を4年にわたって務める。現在は実務教授(professor of practice)として、シンシナティ大学法学部で交渉・論争解決実習センター(Center for Practice in Negotiation and Problem Solving)のセンター長を務めるとともに、同センターにて交渉および論争解決に関する指導を行っている。交渉学の理論に対する深い見識と、数多くのビジネス・法律論争を仲裁してきた実際の経験をもとに、優れた交渉者となるべくスキルと判断力を磨く術を多くのマネジャーや学生たちに教授している
上田裕史[ウエダヒロフミ]
エム・アイ・アソシエイツ株式会社コンサルタント。関西学院大学経済学部卒業後、第一生命保険相互会社に入社。各種保険営業(リテールおよびホールセール)に従事した後、本社企業年金部門を経て、エム・アイ・アソシエイツ株式会社に参画。金融機関における米国SOX法対応のための財務報告内部統制構築、住宅メーカーにおける全社業務改革の企画/立案・設計・導入、保険会社におけるチャネル戦略・部門ビジョン策定、医療機器メーカーにおけるPMO支援など、さまざまなコンサルティングプロジェクトに携わる
柴田さとみ[シバタサトミ]
英語・ドイツ語翻訳者。1979年東京生まれ。東京外国語大学外国語学部にてドイツ語およびドイツ・ヨーロッパ近現代史を専攻。社内翻訳業務などを経て、現在は主に英語・ドイツ語書籍の出版翻訳に従事
上坂伸一[ウエサカシンイチ]
『ダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビュー』誌編集長を1999年4月から2005年4月まで務めるとともに、経営戦略をテーマとして書籍を数多く手がける。2005年6月に株式会社ファーストプレスを設立。経営ジャーナリストとして企画・執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。