目次
森の生活
孵化する日まで
埋葬の日
春と獣
花占い
ロートの日
いつもの長い夜
チョーク
夏至の日
プラネタリウム
湖の生活
光を放つものたち
ケーキの赤ちゃん
世界地図
ステンドグラス
時間の模様
とむらう
見せてあげる
マチネ
屋上の動物園
アイボリー
インクブルー
音楽室
眠れない夜に
絵具をこぼす
わたしの木
キルト
春分の日
ソワレ
空の生活
眠りたくない
図書室
曇り硝子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Maki
24
からだにナジマナイ制服はどこか演じきれていない芋役者のようで あの子とはちがう。三つ編みも可愛くみえる位地があるんだよ。季節が変わるとふとんからでたくなくなる 気が狂いそう 勝手に熱が出てじっとりして獣のようだ。やさしいうたがすきで 走る走る走る校庭になんの意味があるかしらない。しってた?あたらしく知ったことはそんなことばかりです。わたしの十三歳。わかってたまるか。https://youtu.be/Ezj6E4wCPN0 2020/09/29
亜希
19
題名に惹かれて。コロンとしたサイズ感と、小口がショッキングピンクで最高に可愛い佇まい。読み始めてすぐ、女子中学生っぽい詩ばかりだな、若い著者なのかな?と思ったら、自分より年上で驚き。執筆当時38歳の著者が、13歳の頃を思い出しながら描いたそう。あの年代特有の純粋無垢な甘さと、でももう何もわからない子供のままではいられない、ピリッとした鋭さと儚さが伝わってくる。私のように昔を思い出しながら読むのもいいけれど、個人的には現役女子中学生の子にこそ読んで欲しいと思った。2023/12/28
mer
15
夜に読んで正解だ。真夏の夕暮れに読むのもよさそうだ。2021/01/27
GORIRA800
12
子供の頃の当たり前と大人の今の当たり前って違うよなって懐かしい気持ちで読みました 注目を、受けたいのに誰にも意識されない寂しさ、懐かしい あの頃ならではの独特の繊細なつらさとか、あったのだろうな 2022/02/27
チェアー
8
私のことはそんなに見なくていい。 そっと、忘れられそうな片隅にいさせてほしい。 取替可能な人間でいい。褒められなくていい。 そこで毎日を繰り返すから。 そこにこそ、本当の幸せがあると思うから。 2021/03/30
-
- 和書
- 御文章ひらがな版を読む