目次
第1章 母
第2章 ふたり
第3章 踏みだす
第4章 暮らし
第5章 はたらく
第6章 旗印
第7章 希望
エッセイ
著者等紹介
岩崎健一[イワサキケンイチ]
画家。1969年3月、仙台市生まれ。3歳の頃に進行性筋ジストロフィーを発症。仙台市立立町小学校を卒業して、仙台市立第二中学校に進学。1年生の終わりに病状の進行によりバスでの通学ができなくなり、国立西多賀病院に入院して療養しながら、隣接の宮城県立西多賀養護学校中等部に通う。中等部卒業と同時に退院して自宅で家族と暮らす。87年、アマチュア無線の免許取得して交信を始める。91年8月、筋ジスの患者と家族、ボランティアで企画した「車椅子希望の翼・韓国の旅」に父と参加。94年3月、呼吸不全に陥り西多賀病院に緊急入院。気管切開して人工呼吸器を装着。声を失う。いったん退院して3年間自宅で家族と暮らす。97年、病状の更なる進行により、西多賀病院に再入院して今日に至る
岩崎航[イワサキワタル]
詩人。1976年1月、仙台市生まれ。宮城県立仙台第一高等学校通信制を卒業。3歳の頃に筋ジストロフィーを発症。17歳のとき、自分の未来に絶望して死のうとまで考えたが、「病をふくめてのありのままの姿」で自分の人生を生きようと思いを定める。今は胃ろうからの経管栄養と人工呼吸器を使い、在宅医療や24時間の介助を得ながら自宅で暮らす。25歳から詩を書き始め、2004年の秋からは五行歌を詠む。13年7月、詩集『点滴ポール 生き抜くという旗印』(ナナロク社)を刊行。15年11月、エッセイ集『日付の大きいカレンダー』(ナナロク社)を刊行。コラム『岩崎航の航海日誌』のウェブ連載、メディアへの寄稿、講演会、トークイベントなど、表現の幅を広げ、精力的に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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