出版社内容情報
舞城版「百物語」
2冊連続刊行の第1弾!!
「怖いんやったら、今明かりは点けん方がいいで?」
2015年の夏、
100日にわたって毎夜発表された
舞城王太郎が描く百の怪奇小説、
佐内正史が写した百の怪異写真。
その「入口」となる50話を収録。
あらゆる恐怖を見つめる50小説50写真! ! !
本書は5月24日から7月12日までの50日間に発表された作品です。
目次
アナタタ/倒れた木/地獄の子/踏切/二階の火の玉王子様/ゆらゆら/グルグル/ミルナレ地蔵/家族の手/蛍の光/友達の部屋/笑う鬼/あじさいの中/夜のダム/兵頭くん/山の小屋/穴の蓋/河童の地蔵/ファミレスの子供/叔母の主張/図書館の彼女/軽トラの荷台/隣の豚/座敷のあじさい/床下の猫の通り道/エロ本小屋/車の河/入れない家/夏の落ち葉/手握り/トイレットペーパー・ゴースト/オクリカエシ/夢の猿/耳に入る虫/風呂の外/横内さん/空の大王/忠犬バッチ/トイレ問答/体育館でかくれんぼ/パソコン共用/手招き/パクった傘/アルバム/高架下の首吊りストーカー/猫の段ボール/客が一人のバス/夜中の暗い風呂/買ってない品物/車の蛇/全50話収録。
内容説明
舞城版百物語。立ち向かう50+50通りの愛と哀と逢。出口へ急げ!!!
目次
アナタタ
倒れた木
地獄の子
踏切
二階の火の玉王子様
ゆらゆら
グルグル
ミルナレ地蔵
家族の手
蛍の光〔ほか〕
著者等紹介
舞城王太郎[マイジョウオウタロウ]
1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞しデビュー。2003年『阿修羅ガール』で第十六回三島由紀夫賞を受賞。近年は小説に留まらず、翻訳、短編映画や短編アニメの原案、脚本、監督などを手掛けている
MASAFUMI SANAI[MASAFUMI SANAI]
佐内正史。1968年静岡県生まれ。1995年、第十二回キヤノン写真新世紀優秀賞受賞。1997年『生きている』でデビュー。2002年『MAP』で第二十八回木村伊兵衛写真賞受賞。現在、アストルティアで精力的に撮影中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nuit@積読消化中
みっちゃん
藤月はな(灯れ松明の火)
めしいらず
眠る山猫屋
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- 和書
- 賢女日野富子