点滴ポール生き抜くという旗印 - 岩崎航詩集

個数:

点滴ポール生き抜くという旗印 - 岩崎航詩集

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月18日 18時38分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784904292433
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0095

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

176
三歳で筋ジストロフィーを発症し、日々命と向き合う著者の詩集。冒頭のエッセイからページを捲る手が止まらなかった。以下ずんと胸にきたもの「安楽死という スマートな 断筆より 泥臭くとも 今日を生き抜く」「断腸の思いで切ってきた 数々のこと それは 諦めではなく」「回り道ばかり してきたお陰で 拾うことのできた 落ち葉を焚いて こころ 温める」「本を手で 持てなくなってきて 今 本を読みたい 読みたいと思う」感想は難しいが私も毎日を大切に生きねばと思った。写真も素晴らしい一冊です。2020/08/20

いつでも母さん

148
この本に感想など書けられようかーただただご本人とご両親及びご家族係わる皆さまに胸を打たれ、私はホロホロと情けなく泣けてしまうのです。大変だろうな可哀想に・・なんて言葉を吹っ飛ばす言葉が気持ちがここにはありました。強くなる心がありました。嗚呼、あの子に読ませたい・・この本を教えてくれた読メに感謝です。2016/12/19

新地学@児童書病発動中

127
号泣せずには読めない本だった。非常にお勧め。私が今年読んだ本の中でベストの一つ。人工呼吸を常に装着し、介護なしには生きられない作者が自分の命を削りながら、書いた詩には読み手の魂を揺るがす力がある。生き抜くこと。苦しみのあまり気が狂いそうになっても、生き抜くこと。生きることの痛みと悲しみと喜びがぎっしり詰まった本だ。どの言葉も読者を強く抱きしめて、励ましてくれる。作者の強靱な精神に只々圧倒されるばかり。作者を支えた母と父の愛情と優しさを考えると、涙が止まらなくなる。この本に出会えて本当に良かった。2016/12/18

扉のこちら側

86
2017年4冊め。痛みや違和感等、身体で感じているものを言語化するのは難しい。それを説得力、という表現は正しいだろうか、それを圧倒的に持つ言葉で語りかけてくる。ちなみに作中では触れられていないが、著者のお兄様も同じ病を持ち、画家として活動されている(私はお兄様の方と面識がある)。著者とのファーストインパクトは2014年の兄弟展だったと思う。(続)2017/01/07

あじ

64
岩崎さんの生き抜くという旗印、点滴ポールはベッドの横でご両親と共に立っている。三歳から進行性の筋ジストロフィーと歩み、やがて五行歌を詠むようになる。そこには身も心も激しく捩る程の生死の葛藤と、尊いご両親へ言葉尽くしで感謝を詠む姿があった。『どんな 微細な光をも 捉える 眼(まなこ)を養うための くらやみ』『本当に花のある 人がいる その花は年を重ねても 色あせない 楽観の 母の輝き』日々一進一退だとしても、三人四脚で立ち向かう家族。ベッドの上に広がるのは低い天井ではなく、吸い込まれる程に青い大空だった。2016/04/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6938301
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。