感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金城 雅大(きんじょう まさひろ)
29
言わずと知れた詩人 谷川俊太郎氏が生み出してきた数々の詩を本人自ら振り返り語る、対談形式の回顧録。 ことばや詩に対する氏の想いが静謐に伝わってくる。 何かを感じた詩や共感した想いをノートに書き留めながら読み進めて、気付いたら読み終わっていた感じ。とても楽しかった。 氏の女性観には、共感するところがかなり多かった。2018/05/12
ばんだねいっぺい
26
これは、谷川さんには失礼ながら、山田さんの人柄の力が大きい本だぞと思えた。しかし、谷川さんがいなければ、この本は生まれていないし、内容だって谷川さんの詩があればこそだし、かといって二人で力を合わせた本と言えば変で、いずれにしろ、これを出したナナロク社はえらい!2016/11/21
Romi@いつも心に太陽を!
17
あ〜!これは買って手元に置かねば!初めて彼の詩を読んで恋に落ちてから幾年月・・・半世紀に渡って時に笑い、悲しみ、息をするように詩を書き続けた谷川さん。ユーモアたっぷり、ちょっとひねくれていたり、いつまでも褪せない子供のような遊び心、探求心。これからも彼の詩に何度でも恋に落ち続けるんだろうなぁ。もう理屈を超えて好き。2011/02/09
モッタ
11
★★★☆☆ 詩人のバイブル!2013/02/17
深田水松
10
詩人の文月先生も最近紹介されていた本です。寄藤さんのシンプルでお洒落な装丁もさることながら、装丁に負けない大部な本です。けれども、あまりの面白さに、ものの2週間で読破しました。小学生の時に書いたという「模型飛行機」から最近の作まで編集者の山田さんと語り尽くしています。お馴染みの詩についての秘話や最近の暮らしなどについて伺い知ることができます。注も、しっかり付いていて、谷俊先生についてもっと知りたい方にお薦めです。2014/08/11