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出版社内容情報
●内容紹介(版元ドットコムより)
没後100年記念。近代スペイン民族主義音楽の先駆者〈アルベニス〉の人間味あふれるピアノソナタ
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19世紀から20世紀にかけて芽吹き大きな花を咲かせた、スペイン民族楽派の主役のひとりが、イサーク・アルベニス(スペイン、1860-1909)だ。今年、2009年はアルベニスの没後100年を記念する年である。近代スペイン音楽界にひとつの礎を打ち立てた彼の代表作といえば『組曲イベリア』。スペインの伝統音楽に加え、イスラム、ユダヤ、ジプシーなど、スペインならではの要素が満載で、アルベニスを魅了したアンダルシア地方の空気が感じられる。
本書に収載した3曲のピアノソナタを初めて耳にすると、慣れ親しんでいる“アルベニスぶし”とのギャップに戸惑うことだろう。スペイン独特のリズムもあまり感じられなければ、メロディ・ラインもどちらかと言えば汎ヨーロッパ的。いわゆる“アルベニスらしさ”がないように思えるのだ。しかしおもしろいもので、幾度が弾き込んでいくうちに、自然と、“ああ、アルベニスの曲だなあ”と感じられてくる。それはちょっとした音の運びだったりリズムの刻み方だったりするのだが、そこかしこから徐々に“アルベニスらしさ”が漂ってくる。アルベニスならではの強烈な個性の発露と言えるだろう。
●目次(版元ドットコムより)
【収載曲】
ピアノソナタ 第3番
ピアノソナタ 第4番
ピアノソナタ 第5番
●版元からひとこと(版元ドットコムより)
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