出版社内容情報
◎南の楽園・バリ島の《ガムラン》に目と耳でどっぷり浸る新感覚の音楽本！◎
日本で活躍するガムラン奏者、櫻田素子氏によるバリ島の香りを運ぶガムラン演奏ＣＤ付きフォト&エッセイ集。ガムランの歴史や楽器、そしてガムランを育んだバリ島の文化に触れながら、神秘的なサウンドの魅力に迫ります。見て聴いて、癒される。読んで深く、感じる。ライフスタイルや音楽文化への熱い提案も込めた1冊。
バリ島のお神楽（かぐら）＝ガムランとバリの芸能
バリ島と日本、伝統と伝承
Gong Kebyar（ゴング・クビャール）
ガムラン楽器それぞれ
ガムランいろいろ ～竹、木～
口頭伝承（こうとうでんしょう）／ガムランの記譜法
ガムランの習得
民族や文化と共にある「音楽の捉え方」
ガムランから学ぶ音楽の自然な流れ
カフェで聞こえてくる音楽＆インドネシアン・ポップス
バリごはん
バリの客席
kotekan（コテカン）とうなり、倍音
ガムランはコミュニケーション
バリの暮らし＝日本の暮らし
日々の中の「祈り」の意味
ガムランの種類を見分ける ～青銅～
付 録
どの「ガムラン」を聴く？
CD解説
バリ島マップ
ガムランQ & A ～ガムランの不思議いろいろ～
ガムラン体感 ショップ・リスト
音楽家としての道を歩んできた自分にできることは、
この本の物語の主人公が語っているような、
ガムランとの出会いの感動を表現し、
異文化を往き来する中で
素晴らしいと感じ、
考えたことを伝えること。
たくさんの人々と、
このガムランの音色を味わいたいと願うこと。
「あとがき」より
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コットン
63
バリ島の民族楽器ガムランの出会いから筆者自らが演奏するまでで音楽は生き物でコミュニケーションだと言われている。ガムランには楽譜がないが文字譜はあるようで、またガムラン楽器の種類が多いのに驚く！東京中心だがガムラン体感ショップリストもあり、CD付き。CDについては私が昔(1970年代)聞いたのが鮮烈な印象だったからか今回のCDはおとなしく感じたのが少し残念。2014/12/07
