中国と日本 二つの祖国を生きて

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  • サイズ 46判/ページ数 269p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904213636
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

新中国建国後の1953年、中国人軍医の父と日本人教師の母の間に生まれた著者は、「大躍進」運動や「文化大革命」の下で、飢餓、暴行、監禁、強制労働などの〈生き地獄〉を体験する。日本への「帰国」後もつづく生活の困難、婚約者の死、国籍取得の壁、襲いかかる病魔……。長く過酷な運命に翻弄された生涯を克明に書き綴った稀有な記録。

目次
第一章 父母それぞれの生い立ち
第二章 幼い子供たちへの挽歌
第三章 新中国の政治運動の嵐
第四章 恐怖と絶望の時代 ―私たち家族の文革体験
第五章 下放の生き地獄
第六章 母の国へ
第七章 自立への道
第八章 新しい人生へ
第九章 駆け抜けた日々
第十章 会社設立後、病魔に襲われる
第十一章 大切な家族
第十二章 故郷を訪ねて
本書解説 小林一美(神奈川大学名誉教授)

著者プロフィール
小泉秋江(こいずみ・あきえ)
1953年8月26日、国民党軍の軍医だった父と、満州の日本人学校の教諭だった母の間に、次女として北京近郊で出生。文化大革命(1966〜1976年)では、父・兄と別々に拘束され、吊るし上げられたり、農村に下放されたり、悪夢のような体験をした。のちに、それが原因でPTSDとなる。1974年3月17日、母の里帰りの付き添いという名目で、兄と3人で日本の土を踏む。商社で働きながら、夜は夜間中学で日本語を勉強。やがて日本国籍を取得し、母と息子の面倒をみながら、中国に残っていた家族を日本に呼び寄せる。現在、再婚した夫と2人暮らし。

内容説明

新中国建国後の1953年、中国人軍医の父と日本人教師の母の間に生まれた著者は、「大躍進」運動や「文化大革命」の下で、飢餓、暴行、監禁、強制労働などの“生き地獄”を体験する。日本への「帰国」後もつづく生活の困難、婚約者の死、国籍取得の壁、襲いかかる病魔…。長く過酷な運命に翻弄された生涯を克明に書き綴った稀有な記録。

目次

父母それぞれの生い立ち
幼い子供たちへの挽歌
新中国の政治運動の嵐
恐怖と絶望の時代―私たち家族の文革体験
下放の生き地獄
母の国へ
自立への道
新しい人生へ
駆け抜けた日々
会社設立後、病魔に襲われる
大切な家族
故郷を訪ねて

著者等紹介

小泉秋江[コイズミアキエ]
1953年8月26日、国民党軍の軍医だった父と、満州の日本人学校の教諭だった母の間に、次女として北京近郊で出生。文化大革命(1966~1976年)では、父、兄と別々に拘束され、吊るし上げられたり、農村に下放されたり、悪夢のような体験をした。のちに、それが原因でPTSDとなる。1974年3月17日、母の里帰りの付き添いという名目で、兄と3人で日本の土を踏んだ。商社で働きながら、夜は夜間中学で日本語を勉強。やがて日本国籍を取得すると、商社の仕事もフル回転となり、母と息子を養育するほか、中国に残った家族を日本に呼び寄せたりした。父母は高齢まで生きたが、今は亡い。最終学歴は、NHK学園高等学校専攻科社会福祉コース(2年課程)卒業。介護の資格を持ち、介護の仕事をしたいと思っていたが、2002年に膠原病を発症、眼も弱視となって、ハードな仕事はできなくなった。現在、再婚した夫と2人暮らしで、ときどき司法通訳や医療通訳の仕事に出かけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

1
中国人の父と日本人の母を持つ著者の、壮絶な半生記。戦後、瀋陽で生まれた彼女は、文化大革命時に農村へ下放され、筆舌に尽くしがたい苦労をする。その後日中国交正常化に伴い、日本で生活する道を選ぶがここでも生きていくために苦労の連続。中国で育った人の生きていく力の強さの背景にはこのようなバックグラウンドがあったのか、と驚嘆する。必読の一冊。2019/08/17

takao

0
ふむ2025/03/07

ロボット刑事K

0
知人に紹介され、読んでみました。 作者の方は、確かに中国でも、日本でも、大変な苦労をされたんでしょう。 しかし、残念ながらこの方は本を書くには少々能力が不足している。 同じ時代を書いた「ワイルドスワン」にはかなわない。2020/08/07

Sosseki

0
両親を含め戦争や、政治に翻弄される波乱万丈の人生で、出来事を追って、ずんずん話が進む。文革を生き延びたたくましさと恐らく両親譲りの知性や人徳で、前向きに生きている姿が印象的だが、一言で「辛かった」「哀しかった」等で終わらせているがその奥にどれだけのことがあるか、想像すると心が痛む。両親もどんな気持ちで生きただろう。解説も背景を知るのに役立つ。2018/12/06

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