劉暁波伝

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  • サイズ B6判/ページ数 508p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904213551
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0023

内容説明

心の自由のために、彼は身体の不自由という代償を支払った。1989年天安門事件、〇八憲章、ノーベル平和賞。度重なる拘束や監視にもかかわらず中国にとどまり続け、民主化を訴えた劉暁波とはどのような人間だったのか?!最後まで彼と行動を共にした若手知識人作家による劉暁波の人生録。

目次

第1部 伝記篇(黒土に生きる少年;首都に頭角を表す;天安門学生運動の「黒手」;ゼロからの出発;ぼくは屈しない;「〇八憲章」と「私には敵はいない」の思想;劉霞 土埃といっしょにぼくを待つ;ノーベル平和賞―桂冠、あるいは荊冠)
第2部 資料篇

著者等紹介

余傑[ヨケツ]
作家。1973年、四川省成都に生まれる。1997年、北京大学卒業、大学院に進み、2000年に文学修士取得。剤学中に発表した評論は一躍脚光を浴び、新進気鋭の作家として論壇にデビュー。2002年、アメリカ・ニューヨーク万人傑文化新聞基金「万人傑文化新聞賞」、2006年、長編青春小説『香草山』が香港湯清基督教文芸賞など数々受賞。鋭敏な感性と優れた洞察で独裁体制を痛烈に批判したため中国本土のメディアやインターネット空間から完全に封殺され、2012年1月、米国に事実上亡命し、精力的に言論活動を続けている

劉燕子[リュウエンシ]
作家。現代中国文学者。北京に生まれ、湖南省長沙で育つ。大学で教鞭を執りつつ日中バイリンガルで著述・翻訳

横澤泰夫[ヨコサワヤスオ]
昭和13年生まれ。昭和36年、東京外国語大学中国語学科卒業。同年NHK入局。平成6年熊本学園大学外国語学部教授(平成22年退職)

和泉ひとみ[イズミヒトミ]
関西大学非常勤講師、博士(文学)。関西大学大学院文学研究科博士課程後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

荒野の狼

5
中国からはじめてノーベル平和賞を2010年に受賞した劉暁波の伝記。本書から伺えるのは、劉は小細工などはせずに、相手が、自分の学位審査をする教授だろうが中国政府であろうが、まっすぐに自己主張をする人物であること。後年は、人間的に成熟し、「真の民主政治とは、自分の意見と相いれない人のもの(これには政府のものも含む)も排除・打倒せずに、バランスをとることが肝要」とした。これは結果として、現実の中国においても、実現可能で非暴力で穏当で草の根から一歩一歩、理想に近づいていく誠実な劉の姿勢である。2022/07/28

あきこ

3
なんて悲しい話なんだろう。日本とは歴史的にも長い付き合いのある中国。その国で何が行われているか、知っているようで知らなかった。ノーベル平和賞で名前を知った劉暁波について何も知らなかった。表紙の写真が何故か胸に迫る。基本的人権について日本人は感心が薄いが、世界ではまだまだ享受されていないのだ。日本だって中国政府に忖度して、人権問題には触れないようにしている。マスコミも忖度だ。私たちは劉の勇気をもっと評価し見習うべきだ。裸の王様には真実を言わなければならないし、そうだと思った人は一緒に笑わなければならない。2018/05/20

newpapa

2
新聞の書評を見て購入。正直、現代中国の動向は全く知らない。そのため、勉強として読んだ。結果は、一人の人物を通して現代中国史を知ることができて良かった。  前半は少し中だるみしたが、後半辺りから激動が始まり、読むのを止められなかった。  劉氏の生き様が中国を身近なものにしてくれたと感じた。2018/07/08

ムカイジュン

1
ノーベル平和賞を2010年に受賞した劉暁波氏の伝記。ページを追うごとに彼の実像が形を結んで来た。現代中国の恐ろしさも感じ、このような隣国と付き合わなくてはならない日本の立場は本当に難しい。早く民主的な国づくりが始まることを祈るばかりだ。久しぶりに天安門事件を思い出した。ウーアルカイシー氏はいま何処?2018/10/18

mew035832

1
こういう人があと何人現れると中国は民主化されるのだろうか。時代の空気みたいなものが、後押ししないと変えることができないのだろうか。2018/06/24

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