感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅井流星
6
文字文化のない民族には基本歴史(ヒストリー)がない。記録できないから。文字のない台湾原住民であるタイヤル族にインタビューしたのが本書で大きく日本人女性と結婚した「和夫」さんへとタイヤル族の長老に白色テロに関してと2部構成になっている。台湾は日本統治時代があり今回のインタビューはすべて日本語で行われたそうです。タイヤル族を含め台湾原住民は首狩り族で首を狩らないと成人男性になれなっかたそうでこれはこれでびっくりだが、敗戦後の台湾で国民党が行った白色テロも中国共産党に劣らず惨い。中華民族は惨い民族なのだろうか。2018/09/11