内容説明
実態のつかみにくい中国民主団結聯盟、中国民主党諸派、チベット青年会議、世界ウイグル会議など、また、これらの支援組織である米国民主主義基金（ＮＥＤ）に焦点を当てる。
目次
第１章 米国民主主義基金（ＮＥＤ）の対中国活動（ＮＥＤの概要；ＮＥＤとその傘下団体による民主化支援；ＮＥＤの対チベット・ウイグル・台湾関与）
第２章 海外中国民主化運動の思想―胡平を中心に（民主主義論の形成；民主主義論の位相；チベット・ウイグル両民族問題をめぐって；米国観）
第３章 米国における中国民主化運動の組織の実態―分裂と緩やかなネットワーク構築の模索（中国民主団結聯盟（民聯）
中国民主党
緩やかなネットワーク形成の契機）
第４章 ダライ・ラマ、チベット亡命政府（ＣＴＡ）とチベット青年会議（ＴＹＣ）（チベット社会における民主化と政教分離；対中国関係―目標と手法；３・１４事件をめぐって）
第５章 世界ウイグル会議（ＷＵＣ）／東トルキスタン共和国亡命政府（ＥＴＧＩＥ）／東トルキスタン・イスラム運動（ＥＴＩＭ）（世界ウイグル会議（ＷＵＣ）の結成前史
世界ウイグル会議（ＷＵＣ）
東トルキスタン共和国亡命政府（ＥＴＧＩＥ）と東トルキスタン・イスラム運動（ＥＴＩＭ））
著者等紹介
柴田哲雄［シバタテツオ］
１９６９年名古屋市に生まれる。１９９３年３月立命館大学文学部中国文学専攻卒業。１９９７年３月同志社大学大学院法学研究科博士前期課程修了。１９９７年９月～１９９９年５月中国・華東師範大学法政系に留学。２００１年３月京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。２００３年５月博士学位（京都大学人間・環境学）取得。京都大学総合人間学部非常勤講師を経て、２００２年４月愛知学院大学教養部歴史学教室専任講師。２０１０年４月～２０１１年３月米国・コロンビア大学東アジア研究所客員研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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金吾
