昆虫を食べてわかったこと―食の常識革命!

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昆虫を食べてわかったこと―食の常識革命!

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904209837
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0045

内容説明

本気で昆虫食を考える!都会に暮らす人たちは食料を自力で生み出す術を知りません。食料危機という非常時は、動物性タンパク質をどう摂るかを考える必要に迫られます。このとき検討される食材に昆虫が入るかどうかはとても重要です。自給自足が可能な昆虫食で来るべき食料危機に備えよう!

目次

第1章 昆虫料理研究家はどんな生活をしているのか(昆虫食の原点はフナ、ドジョウ、ナマズ食;田んぼに水が入り、ケラと遊ぶ ほか)
第2章 おいしい昆虫ベスト10(まずい虫はごくわずか おいしい虫は探せばもっといる;第1位 カミキリムシの幼虫―脂がのった甘味とコクはマグロのトロに似ている ほか)
第3章 昆虫食あるある(昆虫食編;昆虫を食べる人編)
第4章 虫食い女子が昆虫食の魅力を語る(食の常識が壊れるすごい話;私はこうして昆虫を食べるようになりました ほか)
第5章 騙されないための昆虫食(FAOレポートの衝撃;二〇億人が一九〇〇種の昆虫を食べている ほか)

著者等紹介

内山昭一[ウチヤマショウイチ]
1950年長野県生まれ。昆虫料理研究家。幼少より昆虫食に親しみ、99年から本格的に研究活動に入る。どうすれば昆虫をよりおいしく食べられるか、味や食感、栄養をはじめ、あらゆる角度から食材としての可能性を追究する。2013年5月、国連食糧農業機関(FAO)が昆虫食を推奨する報告書を発表して以降、メディアから取材殺到。こうした気運を受け、代表を務める昆虫料理研究会の活動が大きく広がる。また、日本初の昆虫食を科学的に研究する食用昆虫科学研究会が14年にNPO法人の認可を受け、理事として啓蒙活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あび

11
衝撃的なタイトルと帯の昆虫を串に刺して笑顔を浮かべるゴキブリの着ぐるみを着た若い女性の姿に惹かれ、手に取った。中身もモチロンかなり凄い。まず、冒頭のおいしい昆虫料理ベスト10というカラーページからキツイ。照り焼きになった芋虫やら串に刺さった蝉などが登場する。虫が死ぬほど苦手なので、鳥肌を浮かべながら最後まで読んだ。これを読めばあなたもきっと食べたくなるはず。(僕は食べません。)2016/04/03

Yutaka Matsuzawa

8
虫を食べる。ほとんどの人はギョッとすると思うが、イナゴの佃煮を食べた事があり美味しかったので、他のはどうだろうと思い読んでみた。写真や虫ごとのレシピ、虫食い女子の座談会など軽い内容からマニアックな話まで、読んでいるうちに世界観が広がった。こりゃダメだと思うものもあったが、食べれそうなヤツは、読んでいると慣れてくるから不思議。海老やイカの塩辛など日常的に食べているわけで、常識の壁を越えれば他の虫も食べれそう。新たな味覚を求め、ハチの子を食べに長野県の飯田線に乗りに行こうかな。世界を広げる為に実践するべし。2016/08/15

niz001

6
いつもの「内山昭一」さんの昆虫食本。あっさり読みやすいけど内容は充実してる。陸自レシピの訂正版は載せて欲しかったなぁ。2015/11/27

はりねずみ

2
食べられる昆虫の種類や食べ方、養殖や昆虫食イベントなどエッセイ風に書かれていて楽しい。昆虫食と聞くとグロテスクな料理を想像するが、挿入写真には、昆虫のそのままの姿を使いつつ一瞬昆虫と気がつかない程他の食材とマッチしていて美しいものから、コオロギを抱いたくまさんクッキーまであって、調理次第で昆虫も普通の食材に見えてくる?最後、昆虫を食べる意義は、現状を疑う力になるという主旨を述べていて、なるほどと。著者の昆虫食への愛。夜に昆虫狩り出かけ、昆虫採集時代を追体感したり、五感を活性化したり、楽しそうだ。2018/12/31

朔麻

2
自分の中で昆虫は食べ物ではないが、たいそう気になるので読んでみた。高校生の頃に朝食のおにぎりとお弁当のご飯の中に鈴虫が紛れ込んでいた。あれは今でも母親を恨んでいるが、世の中にはそんな虫をおいしく食す人もいるのだなぁと感心。鈴虫に濃厚なうまみなんて感じないがな!  野生児と言っていい両親のもとに育ったくせに昆虫に恐怖しか感じないので、虫食会に参加すれば克服できるだろうか…。蜂や蛾を手で握りつぶすなんてことは期待しない。家に出たゴキブリをティッシュで始末できるくらいでいい。「塩野谷さんのカイコ蛹」が気になる。2016/02/08

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