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内容説明
フリーアナウンサー・長谷川豊が日本人の「思考停止」状態に警鐘をならし、テレビの裏側を教え、メディアとの向き合い方を分かりやすく伝授する。
目次
序章 僕がこの本を書いたわけ
第1章 視聴者は客じゃない
第2章 メディアリテラシーって何?
第3章 僕のしたやらせ報道
第4章 繰り返された悲劇―『ほこ×たて』騒動
第5章 「やらせ」なんてものはなくなりはしない―テレビ番組の作られ方
第6章 日本の常識なんて世界では全く通用しない
第7章 テレビとの向き合い方
終章 リテラシーの力が世界を変える
著者等紹介
長谷川豊[ハセガワユタカ]
1999年立命館大学を卒業し、フジテレビ入社。朝の情報番組『とくダネ!』や競馬実況の現場で活躍。2010年からニューヨークに赴任。2013年、フジテレビを退社しフリーアナウンサーに転向。講演、執筆など多方面に活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
22
テレビで放映されているからといって、全て正しい訳ではない。そして、間違っていても謝罪はしない。それを流すことで、誰が得をするのか、視聴率が取れるか次第。一歩引いて、見ること。2014/11/28
nbhd
18
熱力学を勉強しながら、テレビのニュース報道について考え始めている。なかなかおもしろい本だ。以下、抜粋など⇒(p.36)テレビ画面に映っているのは「情報」ではない。情報の姿を借りた「商品」/(p.131)インタビューという行為に関しては、「話を聞く」ことと、「テレビ的に必要なコメントを引っ張り出す」ことの2種類の行動がある。/(p.32)「今国会で成立が見送られた重要法案の解説と今後の見通し」と「矢口真里さんの不倫報道で新たな新事実発覚!なんと、クローゼットで間男が全裸で体育座り!」の、どちらを見るか問題。2021/08/02
魚京童!
13
個人の思い込みを表出させただけ。ゴミ。2016/10/03
takachan
5
マスメディアなんてそんなものだとは思ってはいたが、個々の事例は知らなかったものもあってまずまず楽しめた。先日のNHKの「クローズアップ現代」の不祥事でも「過剰な演出」であって「やらせ」ではない、って言ってたしな。あれは絶対に「やらせ」の範疇だ。2015/05/16
tenorsox
3
元フジテレビ長谷川豊アナが「TVは殆どがヤラセと煽りとステマ」であって「マズイ部分もある」が「別に悪くない部分、エンタメ企業として当然の部分も相当あり」、要は「TVで言われることを全て信じる方がおかしい」と主張。 自身の関わったものを含め個別番組名(あるある、あいのり、めざまし等々)を例に挙げての話は、そうなんだろうなあと思ってたことを改めて強く確信させるし、言ってることには概ね同意。 ただ、全編に渡る軽〜いタッチの文体と「中にいたから語れるんだぜ」アピールがウザくていちいちイラっとさせられる。2014/10/30