認知科学への招待

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認知科学への招待

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784904209394
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0011

内容説明

人工知能とともに発展してきた「認知科学」を学ぶことで、思考のしくみや脳の使い方がわかるようになる。機械はどのようにして論理や推論を理解しているのか。人間の脳は機械とどう違うのか。アメリカの大学院で最先端の認知科学を学んだ著者が、やさしく解説。さらに、著者の新理論「超情報場仮説」にまで迫る!

目次

第1章 私と認知科学(認知科学とは構造主義に取って代わったパラダイム;認知科学との出合い ほか)
第2章 認知科学とストロングAI(行動主義と機能主義;ミンスキーの「フレーム理論」 ほか)
第3章 人工知能と神経ネットワーク(人工知能のニューラルネット;学習可能な人工知能 ほか)
第4章 文法が先か、意味が先か(統語論と意味論;ニューラルネットを解析したら文法ができていた ほか)
第5章 認知科学を超えて(認知科学が解決できない「フレーム問題」;人間はなぜ「ここはレストランだ」とわかるのか ほか)

著者等紹介

苫米地英人[トマベチヒデト]
1959年、東京生まれ。認知科学者(機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学)。計算機科学者(計算機科学、離散数理、人工知能)。カーネギーメロン大学博士(Ph.D.)、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、角川春樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、苫米地国際食糧支援機構代表理事、米国公益法人The Better World Foundation日本代表、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずっと俺のターン

26
腸情報場仮説とは何かがわかる。2014/02/10

anco

9
認知科学への招待として、ミンスキーのフレーム理論、シャンクのスクリプト理論、CD理論、そして人工知能などに関して簡潔に説明されていました。最後に認知科学のファンクショナリズムに変わるパラダイムはホメオスタシスなのかもしれないと主張されていましたが、それは著者独自の見解なのか、一般的にそう考えられているのか分かりませんでした。認知科学に関しては知らないことがたくさんありました。他の本も読んで理解を深めたいです。2016/01/21

Arowana

6
著者が、人工知能研究をベースに第一線で活躍している天才科学者達の様々な理論的アプローチを紹介しながら、脳機能の謎とその可能性に迫る(トリッキーな著者にしては珍しく、割とまじめに解説された)理論書です。専門的な説明は難しくてわかりませんでした。2015/02/09

Hirouch

5
すごく面白かったです。意識、次元、超情報場について語っている最終章が一番好きです。彼も言っている通り、まさに認知科学の分野の当事者として研究をした経験があるからこそ書ける文章だと思います。中学や高校時代に苫米地さんの書籍を読むことができる現在の学生を羨ましく思います。2015/01/12

たかね@心理学

3
認知科学と人工知能についての易しい入門書。人工知能の発達史とともに、仕組みや理論を言語学、心理学、神経学、数学、論理学の視点から得ることができる。ニューラル・ネットワーク(POPモデル):「記号を記憶させなくても、意味どころか文法も表現でき、さらに学習までできる」、には驚き、ニューロンについての新しい知見が得られた。フレーム問題についても述べられている。余談だが、元々人工知能に興味があった著者、「苫米地英人」という人間の側面も少しだけ知ることができる。2014/08/05

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