内容説明
1920年代、パリ。象徴主義の泰斗と超現実主義の領袖が、思考とレトリックの極北で相まみえる。両者の著作から、知の旅人・堀口大學が紡ぎ出すベル・レトルの精髄。
目次
ポエジイに関するノオト 『文学』より
ポエジイ
修辞学
作者の側から。異説。
著者等紹介
ヴァレリイ,ポォル[ヴァレリイ,ポォル][Val´ery,Paul]
1871年生まれ。詩人、小説家、評論家。執筆や講演のほか、アカデミー・フランセーズ会員、コレージュ・ド・フランスの詩学講義などにより、フランスの知性と謳われ、死に際しては国葬が営まれる。1945年歿
ブルトン,アンドレ[ブルトン,アンドレ][Breton,Andr´e]
1896年生まれ。詩人、文学者。ダダ運動に参加するが、後に決別。シュールレアリスム運動を起ち上げ、「法王」として君臨。第二次大戦中にアメリカに亡命。後年フランスに戻り、1966年歿
エリュアル,ポォル[エリュアル,ポォル][´Eluard,Paul]
1895年生まれ。詩人。ダダに名を連ねて後、ブルトンとともにシュールレアリスム運動を起こす。反ファシズム運動にも加わり、第二次世界大戦中は占領下フランスでレジスタンス活動を組織。1952年歿
堀口大學[ホリグチダイガク]
1892年東京生まれ。詩人・文学者。慶應義塾大学文学部中退。外交官の父の任地に従い、青年期を海外で過ごす。詩集、評論、随筆、翻訳等著作多数。日本の文学界に大きな影響を与える。1981年歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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龍國竣/リュウゴク
あかふく
恵