内容説明
構造学習で始めよう「ほんとうの学力」のつくり方。物語の奥底で作者は何をうったえたかったのだろう。メッセージをつかみ、学びを自身の生活に生かし出す。子どもたちの成長が、ふんだんな事例に表れる。
目次
1章 ひとり歩きを目ざした理解学習の姿(文学的文章の基本的な理解(再構造化)過程―金井里子先生の講演から
構造思考トレーニングの学習―ひとり歩きを目指す学習土台として
『海の命』―文学的文章の指導構造・6学年
『かさこじぞう』―実践研究より・2学年)
2章 思考訓練で培った構造思考力を生かした実践例(『スーホの白い馬』―完全ひとり歩きの学習の姿(構造図)・世田谷区立上北沢小学校2学年
『ごんぎつね』―意味づくりの磨き合い・世田谷区立上北沢小学校4学
『大造じいさんとガン』―磨き合いを深めるための視点の持ち方・世田谷区立上北沢小学校5学年
『野ばら』―問題意識に立った理解学習のひとり歩きのすがた・世田谷区立上北沢小学校・6学年)
3章 課題読書指導の実践(『走れメロス』―完全ひとり歩きの学習単行本の読み方、感想、考えを磨く・調布市立第二小学校6学年)
4章 構造思考を生活に生かす(『かさこじぞうの劇』―四か月間、週一回、思考訓練学習をした児童の劇)
付録(文学的文章の場合の理解過程とその基本的な思考操作法一覧表)
著者等紹介
山本とし子[ヤマモトトシコ]
三重県四日市市立小学校勤務を経て、現在、全国構造学習研究会常任講師
金井里子[カナイサトコ]
高知県日高村生まれ。現在、全国構造学習研究会研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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