おもいのたけ

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  • サイズ A4判/ページ数 32p/高さ 31cm
  • 商品コード 9784904188170
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

著者等紹介

きむらゆういち[キムラユウイチ]
1948年、東京都生まれ。多摩美術大学卒業。造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家に。絵本・童話創作に加え、戯曲やコミックの原作・小説など広く活躍中。純心女子大学客員教授

田島征三[タシマセイゾウ]
1940年、高知県で少年時代を過ごす。在学中に手刷り絵本『しばてん』(1971年に改作し、偕成社より出版)を制作。1969年より東京都西多摩郡日の出町で農耕生活を営みながら絵画や版画、絵本を制作。国内外での受賞多数。日本を代表する絵本作家として精力的な活動をつづけている。2009年第四回越後妻有アートトリエンナーレに、廃校になった小学校をまるごと絵本にした「絵本と木の実の美術館」開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

38
心の思いを、時には吐き出したい。家族、友人、仲間・・・。正直でありたい。”瞬間的に”気持ちが良くなるかもしれない。でも・・・、本当に、心の底から楽しい!って言えるのか・・・。そんな複雑な心境は、表情にも現れる。一方で、吐き出すことで、新たな気持ちにもなれるのも事実。お互いを、これまで以上に理解しあえる。絵は独特だなぁ・・・。特に、「きのこが、文句をいっている顔となって降ってくる」ところが印象的。蛇足だが、タイトルもわかりやすい!2013/02/03

ぱお

30
黒い気持ちを吐き出すと、心のよゆうができて優しくなれるのかも。2016/11/08

しぃ

26
おもいのたけ。思いの丈、思いの茸。なるほど、上手いこと考えるなあ。溜め込んでいる気持ちを言える存在があるのは良いのかも。絵がおどろおどろしいけど、話としては怖くない。2018/06/18

パフちゃん@かのん変更

23
なんだか不思議な絵本です。もしかしたら大人向きかも。心に貯めて我慢していたものを吐き出したらすっきりしてみんなともいい関係になれるようだ。そんな心の機微を理解できるのは何歳ぐらいだろうか。2012/12/18

みさどん

22
落ちが秀逸。子どもはおもいのたけって言葉は知らない。遠慮だったり細かいことに頓着しなかったり面倒だったりで、いちいち不満を口にはしない。言いつける方が嫌がられるとさえ思うもの。だから、不満や怒りをこうやって穴のキノコにぶつける様子にはスカッとさせられるんじゃないかな。だんだん膨らみ、キノコは花火になって、また他の洞穴で生き物の愚痴を受けてあげる。おもいのたけはオモイノ茸、なんていいお話なんだ。たぶん、子どもには落ちがわからないだろうけど。2016/01/16

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