内容説明
「描く、分かる、知る」だけが美術じゃない。「驚く、悩む、使える」美術は、こんなにも新鮮で刺激的だ。30周年を迎える宮城県美術館で、来館者の質問に答え、創作の要望に応じることを仕事にしてきた名物学芸員が、長年美術教育に携わってきた立場から、美術との真剣で愉しいつきあい方を指南する。
目次
美術を使おう(保育園児と大学生のための「美術を考える授業」;小学生と中学生のための「美術って、本当のところどうなんですか?」;美大の学生のための「写真機ができても絵を描くことを続けるのはなぜか?」;美術/図工の先生のための「美術/図工教育は何のためにあるのか?」)
美術館を使おう(美術としての教育、教育としての美術―宮城県美術館から見た美術教育;学校と美術館の連携のために;表現行為としての鑑賞―本物を見るということは、何を見ることなのか;美術であるということ―障害者美術展に関わって)
質問に答えて(美術の使い方・実践編)
著者等紹介
齋正弘[サイマサヒロ]
宮城県美術館教育普及部長・立体造形作家。1951年宮城県生れ。開館3年前の準備段階から宮城県美術館に関わり、30年以上にわたって公立美術館での教育普及について研究と実践を行っている。「開館中であれば美術と美術館にまつわるどのような相談にものる」のが主な仕事。子どもたちと(時には半ズボン姿で)向き合うワークショップ「美術館探検」等の活動で注目を集めてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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