内容説明
仙台で開店10周年を迎えた古書店+カフェ「火星の庭」の店主が語る、ブックカフェの魅力、作り方、本でつながった人々との愉しい日々、そして“本が似合う街・仙台”の歩き方。
目次
第1部 ブックカフェの小さなドア(火星の庭物語;私が出会ったブックカフェ)
第2部 街と人と本と(街のなかの本の風景;街のなかの本の記憶)
著者等紹介
前野久美子[マエノクミコ]
「book cafe火星の庭」店主。1969年福島県生れ。調理師、出版社・書店勤務等を経て、2000年に夫の前野健一さんと、古書店と喫茶が融合した「book cafe火星の庭」を開店。自身がヨーロッパの都市で出会ったブックカフェという存在を仙台に根付かせた。店内でライブや美術作品の展示を行うなど街の交差点的な役割も果たし、週末には他県からも多くの来店者がある。『ブックカフェのある街』が初めての著書にして編書(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
T2y@
33
せんだいメディアテークで出会った本。 ドイツ、特にフランクフルトでは、ブックカフェが生活に密着してるとか。 その後、本書の題材となったブックカフェ『火星の庭』へぶらりと。 仙台旅の思い出になった1冊。2015/09/06
ぺけぽん
24
もの静かそうなカフェの主人さんなのに、なんてパワフル!というか猪突猛進というか、本当に本が好きなんですね、と思いますね。そしてブックカフェへの愛を感じますよ。プラス宮城県の著名人・同業者さんなども寄稿されているので、ちょっとした郷土資料にもなっています。あーまた、火星の庭にいきたいなー。2013/08/10
おくりゆう
17
仙台に旅行に行った時に火星の庭で購入した火星の庭の店主さんの本。思わず憧憬をいだかせる、ドイツをはじめとしたヨーロッパのブックカフェ、町並みの様子や過ごし方の描写に、大変なブックカフェ経営を生き生きと楽しそうに語られるのがとても素敵だと思います。読んでまた行きたくなりました。2016/04/25
tenkawa
11
★★★☆☆☆ 仙台にあるブックカフェ「火星の庭」の成り立ちを店主である前野さんが綴った第一部、仙台と本の周辺のことを様々な人の文章でまとめた第二部、どちらも身近で面白かった。情熱があっての行動力は凄いとしか言えない。「火星の庭」はとても面白いところで、いろいろな交差点がある。それも必然なんだな、と本を読んで思った。2017/11/20
タリコ
8
ご本人が著した部分を一気読み。ブックカフェ起業時のエピソードもだけど、それ以前のお話も面白く、なるべくしてオーナーになったような…そして店舗を構えてからも、ずっと何かに出会おうと旅を続けていらっしゃる方のような、そんな印象を受けました。2015/05/10
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