ジョン・ロールズと現代社会―規範的構想の秩序化と理念

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  • サイズ A5判/ページ数 241p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784904180334
  • NDC分類 311.1
  • Cコード C0010

目次

序論 日本におけるジョン・ロールズ研究の分析と限界―反照的均衡に関する一試論
第1部 ロールズをめぐる論争に関する考察(ロールズ―ハーバーマス初期論争の分析と意義―公共哲学の発展へ向けて;ハーバーマスによるロールズ再批判の考察;ノージックによるロールズ批判の再検討―社会的協同の存在理由;公共哲学としてのロールズ『正義論』―サンデルによる批判の再検討;「ハートのロールズ批判」に対する批判的検討)
第2部 秩序論(後期ロールズの公共哲学における社会秩序論;政治的共生はいかにして可能か―ジョン・ロールズの政治的正義論;カント的構成主義から政治的構成主義へ;ジョン・ロールズにおける「重合的合意」概念の検討;後期ロールズにおけるthe fact of reasonable pluralismについて―規範的構想としての多元主義;後期ロールズにおけるふたつのリベラリズムについて―前期ロールズとの連続性を視野に)
第3部 国際社会哲学(ロールズの『万民の法』における「人権」概念の特異性;ロールズの『万民の法』におけるカントの位置付け―カントの『永遠平和のために』を中心に)

著者等紹介

板橋亮平[イタバシリョウヘイ]
1970年東京都に生まれる。1995年明治大学政治経済学部政治学科卒業。1997年中央大学大学院経済学研究科経済学専攻博士前期課程修了。2000年中央大学大学院経済学研究科経済学専攻博士後期課程単位取得退学。2001年中央大学経済研究所準研究員(~2006年)。現在、法政大学大原社会問題研究所嘱託研究員。専攻は政治哲学・政治思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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