お位牌はどこから来たのか―日本仏教儀礼の解明

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784904139103
  • NDC分類 186
  • Cコード C0015

内容説明

位牌を知らない人はいない。けれどその由来となると知らないのがほとんどだろう。同じく、法事にしろ焼香にしろ数珠にしろ戒名にしろ、正坐にしても、なぜ、日本人に受け入れられたのか、正しく答えられる者は少ない。仏教学の硯学はこうした疑問にどう答えるかが本書の醍醐味である。日本人が当たりまえに行っている仏教儀礼に、人間の不思議なたましいの営みが隠されている。位牌に秘められた真実が今初めて明かされる。

目次

第1章 なぜ供養するのか
第2章 なぜ位牌を祀るのか
第3章 なぜ戒名法名がいるのか
第4章 なぜ焼香するのか
第5章 なぜ数珠が必要なのか
第6章 なぜ合掌礼拝するのか
第7章 なぜ袈裟をつけるのか
第8章 なぜ正坐なのか
第9章 なぜ「声明」なのか
第10章 なぜ鳴り物があるのか

著者等紹介

多田孝正[タダコウショウ]
1938(昭和13)年、神奈川県生まれ。大正大学卒、東京大学大学院博士課程修了。文学博士。大正大学教授、同大学院仏教研究科長、天台学会長など歴任。現在、大正大学名誉教授、叡山学院嘱託教授。法華思想研究の第一人者。神奈川県秦野市天台宗命徳寺住職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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