出版社内容情報
自然保護学の基礎となる、概念、歴史、地球の地圏・気圏・水圏・生物圏の保護、法制度など、その他具体的なテーマと自然保護のモニタリング調査法を紹介。
内容説明
自然保護学の基礎となる、自然保護の概念と歴史、地球の他圏・気圏・水圏・生物圏とその保護、自然保護に関する法制度、保護地域、野生生物、エコツーリズム、景観保護、世界遺産などの具体的なテーマと自然保護に関するモニタリング調査法を紹介している。初めて、自然保護を学ぶ学生はもちろん、自然保護の実務者も座右に置きたい一冊である。
目次
第1部 自然保護総論(自然保護の概念;自然保護の変遷)
第2部 自然保護の対象となる自然とその仕組み(地圏の成り立ち;陸域の生態系;海洋の生態系 ほか)
第3部 自然保護を実現するための仕組み(自然保護に関連する法制度;保護地域とその管理;野生生物管理 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とっく~。
1
自然保護とはただ原生的な自然を守る事ではなく、持続可能な開発や生態系サービス、これからも自然資本等も対象にする時代と共に変化するダイナミックな概念として捉える必要がある。 人と自然が共生していくためにはどうすればいいのかを考える、これから更に重要になる知識がつまった良書だと思う。2019/10/26
Keico oga
1
自然を保護するということはどういうことか?地球の姿とはどのようなものか、という視点から、生物多様性・環境の復元・将来にわたっての維持へと進む。自然保護に関心のある人、自然保護に携わる人みんなにオススメしたい1冊。ビオトープ管理士の試験対策にも最適。2018/06/22