内容説明
今日の産業は、工業製品のものづくりから、サービスのことづくりに転換している。その中で、科学的・工学的手法により、生産性向上とイノベーションを牽引するのがサービスサイエンスである。本書は、サービスシステムにおける顧客と従業員の満足度評価や最適設計の基礎となる、数理モデルとデータ分析の方法を豊富な応用例とともに独習できる書である。
目次
1章 人と設備が関わるサービスシステムのサイエンス
2章 待ち時間と混雑の数理
3章 待ち行列の数理と心理
4章 コールセンターの資源管理
5章 ランキングを求める数理的方法
6章 スタッフ・スケジューリング
7章 レベニューマネジメント
8章 ビジネスデータの線形回帰モデル
9章 サービス・プロフィットチェーン
10章 成功するサービス経営のアート
著者等紹介
高木英明[タカギヒデアキ]
1950年兵庫県淡路島に生まれる。1972年東京大学理学部物理学科卒業。1974年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻修士課程修了。1974‐93年日本アイ・ビー・エム株式会社勤務。1983年University of California,Los Angeles,Ph.D.in Computer Science。1993年筑波大学教授社会工学系、2002‐03年筑波大学副学長(研究担当)。2012年より筑波大学システム情報系長、大学執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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