内容説明
「科学の芽」という言葉は、日本で二番目にノーベル賞を受賞した朝永振一郎先生の言葉です。2008年には、4名の方が同時にノーベル賞を受賞しました。21世紀の世界に生きる青少年に“科学力”を育てることは大切なことです。筑波大学からの「知の発信」として、「科学の芽」賞に輝いた、小学生・中学生・高校生の受賞作品集、『もっと知りたい!「科学の芽」の世界』の第二弾です。
目次
第1章 「科学の芽」の発見―めざせ科学っ子(小学生の部)(オオカマキリのふ化からせい虫になるまで―オオカマキリと共にすごした303日間;苦くてくさいパセリは、味つきパセルになれるかな?;ホテイアオイ・プカプカうきぶくろのひみつ ほか)
第2章 「科学の芽」を育てる―発明・発見は失敗から(中学生の部)(アサガオから考える私たちの環境;セイタカアワダチソウを利用した生物農薬の研究;くりの木の不思議3―お母さんの木と子どもの木 ほか)
第3章 「科学の芽」をひらく―未知への探検に乗り出そう(高校生の部)(航空機内での静電気による電磁波の研究―帯電した金属の衝突によるモデル実験;紅葉の仕組みと環境要因の解明;地球温暖化に対応した光触媒技術の開発と導入 ほか)