宣教師ウェストンの観た日本

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784904059548
  • NDC分類 291
  • Cコード C1021

内容説明

日本近代登山の父、ウォルター・ウェストン。「日本アルプス登山と探検」「極東の遊歩場」「知られざる日本を旅して」に続く生涯最後の著書。変貌する日本への希望と憂い。本邦初訳。

目次

絵の背景
日本アルプスと聖域
荘厳な祭りと楽しい祭り
赤ん坊の楽園
日本の宿屋
日本の家
スポーツと娯楽
道端の風景
対照と矛盾
困った質問―「日本人は正直か?」〔ほか〕

著者等紹介

ウェストン,ウォルター[ウェストン,ウォルター]
文学修士・王立地理学協会特別会員

山本秀峰[ヤマモトシュウホウ]
1948年栃木県生まれ。1971年早稲田大学政治経済学部卒業。外国図書関係の仕事に従事。現在翻訳及び出版に携わる。登山歴45年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

14
1926年初出。日光の華厳の滝。富士山の白糸の滝(17頁)。日本人の心は数えきれないほどの様々な形で、強い実用的な傾向をもっている(60頁)。鯉のぼり。困難を克服する勇気と忍耐力。このシンボルは少年たちを教え込み、鼓舞するために飾られる(65頁)。日本人には、家のなかの配置の手法についてひとつの考え方がいきわたっている。それは集中の原則(87頁)。 韓国人の人の本にあったように、詰める文化なのだろう。凝縮。日本人の正確にあらわれる特徴は、礼儀や行動のなかにある(100頁)。  2014/08/28

hi

1
山ばっかり行って、宣教師の活動はちゃんとしとんのかい…と思ってたけど、してたみたい…。当時のイギリス人が興味を持ちそうな“日本の話題”について、ウェストンらしく表現している。「これは辛抱強く、好意的に追い求める者だけができる部分である。皮肉屋や嘲笑する人にとっては、予想もしないあらたな事実など与えられることはないだろう。(145p)」2017/04/25

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