内容説明
大阪城、中央公会堂、あべのハルカス、住友ビルディング、太陽の塔、みんぱく、大阪ステーションシティとほか全53件。明治から現代まで名建築と歩く大阪。建築散歩に便利なMAPつき!
目次
第1章 近代の幕開け(泉布観/旧桜宮公会堂;日本銀行大阪支店 ほか)
第2章 花開く大大阪(大江ビルヂング;丼池繊維会館 ほか)
第3章 「大」から「新」への戦後(フジカワビル;新桜川ビル ほか)
第4章 現代建築の展開(都住創スパイヤー;NEXT21 ほか)
著者等紹介
橋爪紳也[ハシズメシンヤ]
1960年大阪市出身。大阪府立大学研究推進機構特別教授、同大学観光産業戦略研究所長。大阪府特別顧問、大阪市特別顧問ほか兼職。都市再生や観光まちづくりなど、各地のプロジェクトや施策立案においてキーパーソンとして活躍
倉方俊輔[クラカタシュンスケ]
1971年東京都出身。大阪市立大学大学院工学研究科准教授。近現代の日本の建築を中心に研究
〓岡伸一[タカオカシンイチ]
1970年大阪市出身。建築家・近畿大学建築学部准教授。設計活動と並行し、近代建築や戦後建築の再評価・利活用について研究・実践
西岡潔[ニシオカキヨシ]
1976年大阪市出身。人と自然や空間の関わりに関心があり、「空間に対して」をテーマに作品づくりを続ける。現在は奈良県東吉野村に拠点を移し、移住者仲間と共に合同会社オフィスキャンプを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ムカルナス
7
明治維新から直近までの建築を時代ごとに紹介。毎年秋に開催される建築フェスティバル「イケフェス大阪」のガイド本としても活用できる。大阪は戦後に建てられた有名建築家の大規模な作品がほとんど見られない全国的に見ても珍しい土地らしく、例外は原広司の梅田スカイビルと大阪出身の安藤忠雄の建築くらい。その理由は地場の大手ゼネコン設計部に所属する社員が個性を発揮できる環境があるからだそうで、建築家をめざす若者にとっては独立するよりもゼネコンに入ったほうが自分のやりたいことを実現できるのだという。2023/09/25
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