内容説明
中学時代にいじめを受けていた沙羅と、いじめを黙認していた明日香。高校生になった二人はそれぞれに心の傷を抱えていた。沙羅は生への意欲を失い、明日香は自己嫌悪に苛まれていた。そんな二人でいっしょに過ごすことになった田舎・奥三河での夏休み。「あたし、命の足跡残したいな。」。
著者等紹介
緋野晴子[ヒノハルコ]
1955年3月生まれ、愛知県新城市出身。静岡大学人文学部人文学科卒。12年間公務員生活のあと、自営業専従となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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