内容説明
名門バッテリーメーカーで生じた“売上高総額320億円の不正会計”。『東京証券取引所の上場が維持できなくなるかもしれない』。社内調査委員会、外部調査委員会を相次いで立上どのようにして対処し、誰が事態を収拾したのか、そして取引銀行は?当時、財務統括部長として事態収拾の中心にいた著者による渾身の事件記録である。
目次
第1章 プロローグ 2008年8月、夏の出来事
第2章 ライティング事業の成り立ち
第3章 経営統合と同事業の立ち位置
第4章 架空循環取引とは
第5章 千葉営業所での出来事
第6章 発表までの対処
第7章 謝罪記者会見とその後の対処
第8章 第2四半期決算発表前後
第9章 東京証券取引所の命令と処分、そして「改善報告書」
第10章 エピローグ 得られた教訓とその後の事業発展
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