叢書ビブリオムジカ<br> 教養としてのバッハ―生涯・時代・音楽を学ぶ14講

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叢書ビブリオムジカ
教養としてのバッハ―生涯・時代・音楽を学ぶ14講

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  • サイズ A5判/ページ数 208p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784903951539
  • NDC分類 762.34
  • Cコード C1073

内容説明

バッハ時代のドイツは?当時話されていたドイツ語は?ルターがバッハに残した遺産とは?バッハはどんな楽器・奏法・音響・音律を想定して作曲したのか?19世紀にバッハ復興が起こったわけは?ルター派のバッハがなぜカトリックのミサ曲を書いたのか?―バッハ研究の第一人者・礒山雅をはじめ9人の著者による14の講義が、バッハという類なき知の水脈へ誘う。

目次

バッハの生涯―バッハ研究をめぐる諸問題
バッハ時代のザクセン選帝侯国―17世紀末から18世紀前半のドイツ
ルターとコラール―その神学とことば
バッハと神
バッハのクラヴィーア音楽―演奏者の立場から
音響学からみたバッハの時代
バッハ時代の楽器
バッハと流行
バッハの家庭、生活、教育
18世紀ドイツの言語と文化
バッハの音楽頭脳
父ゼバスティアンと次男エマーヌエル
19世紀におけるバッハ
ロ短調ミサ曲―宗派の対立を超えて

著者等紹介

礒山雅[イソヤマタダシ]
1946年東京都生まれ。東京大学大学院美学藝術学専門課程修了。出版現在、国立音楽大学教授、日本音楽学会会長、サントリー芸術財団理事、いずみホール音楽ディレクター

久保田慶一[クボタケイイチ]
東京藝術大学大学院修士課程修了。博士(音楽学)。ドイツ連邦共和国のフライブルク大学、ハンブルク大学、ベルリン自由大学に留学。東京学芸大学教授を経て、国立音楽大学教授。専攻は音楽学

佐藤真一[サトウシンイチ]
早稲田大学大学院博士課程をへて、DAADの奨学生としてドルトムントに学ぶ。博士(文学)。現在、国立音楽大学教授。ドイツ近代史および史学史(とくにランケ)を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

12
大学の講義みたい。伝記だけではなく、音楽や物理もあり。2015/08/16

Naomi

2
分かりやすいし整理されているし、オムニバスなのも読みやすい。音楽の専門書は電子化されにくいなかで、本書は、初めてのクオリティ高い電子化されたバッハ本だと思う。2017/11/02

takataka

2
オムニバスの授業のようだと思いながら読んでいたら、本当に授業の記録でした。こんな授業なら受けたかったですね。2012/06/13

 

1
断片的なバッハについての知識。トリビアみたいな。個人的には、宗教改革とドイツ語をラテン語を対比しながら歴史を見ていくところが面白かった。最後のほうで、この頃の音楽に対する価値観みたいなのに触れられたのもよかった。一箇所、楽典の知識があまりなくて読み進められなかったところがあったけど、ためにはなったなあと思う。これが授業なら確かに受けたくなるかも。2015/06/11

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