感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hr
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最後まで飽きずに読んだ。演奏を会場で聴いた作品(江村哲二、望月京)。テレビ、ラジオで見聴きした作品(西村朗、小出稚子)。twitterで遣り取りをしたことがある作曲家の方々(壺井一歩、鈴木治行、藤倉大)。批評家四人は課題を見据えるが、私は楽しめる時代になったと感じる。楢崎氏の選曲が他の三人と微妙にズレているのが不思議。2012/04/03
tegege
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4人の評者が曲を持ち寄り感想述べ合った本。完全アーカイブではないが、まとまってこの手の音楽を概観できるのはありがたい。特に最後の対談は「現代音楽を鑑賞するには」の方法論を考えさせる、興味深い内容。聞き返すこと出来ぬ作品を、いかに共感して読むかという、メタ的な発想を求められる。サントリー財団が、こんな面白い本を出してたとは。2011/05/31
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- 和書
- 疲労