出版社内容情報
内容
むなしい日も、幸せな日も、おいしいものを食べた日も、永遠の別れが訪れた日も・・・。
2コマで終わる「今日」もあれば、8ページの物語になる「今日」もある。
描き下ろしを加え、「みんなのミシマガジン」の人気連載「今日の人生」4年分が一冊に。
<< ミシマ社創業10周年企画 >>
[推薦コメント]
見えないもの。忘れ去られてること。
そんな日々のかけらをミリさんは描く。
人生ってこんなにも優しい。
泣けてきた。
――石田ゆり子さん
【初版限定】「今日の食卓」写真付!
★大島依提亜さんデザイン、おもわず手元に置いておきたくなる、存在感のある造本にも注目です
著者情報
益田ミリ(ますだ・みり)
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。
主な著書に、『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『脚本版 ほしいものはなんですか?』(以上、ミシマ社)、『週末、森で』(幻冬舎)『お茶の時間』(講談社)、『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『せいのめざめ』(共著、河出書房新社)、『泣き虫チエ子さん』シリーズ(集英社)、絵本『はやくはやくっていわないで』(第58 回産経児童出版文化賞受賞)『だいじなだいじなぼくのはこ』『ネコリンピック』『わたしのじてんしゃ』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)、『すーちゃん』シリーズ(幻冬舎)は2012年に映画化された。
読んだ方々からの声
慎ましく静かに過ぎ行く生活の中で、時にはさりげなく毒を吐く、
あなたの近くにいそうでいない、等身大の益田さんの日常の風景を読み進めていくと、
なんてことのない『今日の人生』の中での小さな出来事の積み重ねが、
かけがえのない幸せに繋がっているということを発見させてくれる。
――青柳将人さん(文教堂書店青柳店)
「人生」という長さはどこからどこまでなのだろう。
「生まれてから死ぬまで」だと思っているから、
ふと思った瞬間も、一時の思い出も、「人生」のほんの一部になってはいないだろうか?
自分が見れていないだけで、この世は”人生”にあふれている。
「あの時は…」と過去の時間に触れてみればきっとなんでもない一瞬も、
かけがえのない瞬間になるのかもしれない…。
”ひとときの人生”をゆっくりとていねいに味わうエッセイでした。
――石田愛佳さん(丸善ラゾーナ川崎店)
クスッとしたりハッとしたりわかる~って思ったり
女性の共感度100%!!
でも、それだけじゃない。
ズシッと心に響く言葉もあり
自分の人生も振り返り、考えさせられる一冊でした。
――石原智恵さん(平安堂あづみ野店)
毎日に小さくてもいいからハイライトを見つけること。
そうか、これができたら夜眠る前に「ああ今日もいい人生だったかも」って思えるんだな。
この本を読んでそれに気づけたことが今日のハイライトです。
――岩渕宏美さん(MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店)
あたりまえのような日常の出来事やすぐに忘れてしまいそうな気持ち、
人生というのは、そんなあたりまえのような日々の積み重ねでできている。
ということは、何気なく過ごしている”今”が一番大切なんじゃないか!
ミリさんは私の分身のように、友達のように、ナチュラルに守るべきものを教えてくれます。
今回も、ありがとうございます。
――大村奈美さん(長崎次郎書店)
ミリさんの日常にぷぷっとなって、あるあるっ!と激しく共感して、
心の奥がしんみりして、お腹のあたりがほっこりする。ああ、これは私の日常でもあるんだ。
「本を読むことは自分の世界に「手すり」をつけている そういうこと」
私たちの仕事はそのお手伝いが出来るんだと少し誇らしくなりました。
――小泉真規子さん(紀伊國屋書店梅田本店)
「生きていくのが不器用でもいいや~」と思わせてくれる
益田ミリさん大好きです!!!
――犀川さん(ジュンク堂書店郡山店)
大丈夫、きっとあなたはそのままで大丈夫なんだと
背中に手を当ててくれているような温かさを感じる益田節!
――高木久直さん(戸田書店掛川西郷店)
やるせない思いやままらない事をいくつもかかえながら
それでも続いてゆく毎日を愛おしく思える作品。
特別なことなんてそんなにない、だからこそグッとくるフレーズがしみわたる。
――田中郷美さん(サクラ書店ラスカ平塚店)
ちいさくて好きなこと、たくさんみつけて生きていこう
と元気になりました。
――なかむらあきこさん(マヤルカ古書店)
とてもよかったです。
なんてことはない自分の人生を誇りに思ったっていいんだな、という気持ちになりました。
――早野佳純さん(三省堂書店池袋本店)
私の味気ない毎日だって、2コマくらいなら埋まるんじゃないかな。
というか、1コマにもならない日なんてないんじゃないのかな。
そう思うと、自分のことが少しだけ誇らしくなりました。
――簑島ほなみさん(蔦屋書店海老名市立中央図書館)
くすっと笑える日も
もやっとした日も
こぼれる涙が止められない日も
全部集まって人生なのだなあとしみじみしました。
改めて益田ミリさんが好きになってしまう本です。
――山口恵生さん(BOWLららぽーと海老名店)
人生、捨てたもんじゃないな。
ほんの小さなできごとで人はこんな幸せな気持ちになれるんだ。
読んでよかった。
泣けちゃいました。
――山本机久美さん(柳正堂書店オギノ湯村SC店)
「今日の人生」が積み重なって”私の人生”になる。
至極当たり前のことだけれど、特別意識することはない。
深く考えると、人生という重みに私がぺしゃんこになってしまいそうだから。
でもきっと、恐怖心は自分の心の中に生まれた幻。
毎日は優しく、愛おしいもの、そう思っていいんだ。
ミリさんからのエールを、ひそかに私は受けとった。
――横田かおりさん(本の森セルバ岡山店)
*五十音順
内容説明
むなしい日も、幸せな日も、おいしいものを食べた日も、永遠の別れが訪れた日も……。益田ミリさんの人生がつまり、初めて「死」について書いた著者の転換点となる最高傑作・コミックエッセイ。
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪府生まれ。イラストレーター。主な著書に、『ほしいものはなんですか?』『みちこさん英語をやりなおす』『そう書いてあった』『脚本版 ほしいものはなんですか?』(以上、ミシマ社)、『週末、森で』(幻冬舎)、『お茶の時間』(講談社)、『僕の姉ちゃん』(マガジンハウス)、『沢村さん家のこんな毎日』(文藝春秋)、『せいのめざめ』(共著、河出書房新社)、『泣き虫チエ子さん』シリーズ(集英社)、絵本『はやくはやくっていわないで』(第58回産経児童出版文化賞受賞)、『だいじなだいじなぼくのはこ』『ネコリンピック』『わたしのじてんしゃ』(以上、平澤一平・絵、ミシマ社)、『すーちゃん』シリーズ(幻冬舎)は2012年に映画化された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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