これからの建築―スケッチしながら考えた

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これからの建築―スケッチしながら考えた

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908823
  • NDC分類 520.4
  • Cコード C0052

出版社内容情報

●内容
街、ターミナル、学校、橋、ライブ空間、高層建築……
過去と未来をつなぐ、豊かな空間。
その手がかりを全力で探る!
「つくる」ことに意欲のあるすべての人へ

建築の希望を見つけるべく、さまざまなテーマで「これからの建築」について考えた文章をここに書いていく。同時に、スケッチを描くつもりだ。そうした文章やスケッチの断片が空間に宿った建築の意志を発見し、ひとりの建築家としてのマニフェストになるのではないか。そんな想いを胸に、筆を進めてみたい。――プロローグより

建築を語っているのではない。この本では建築が語っている。
――いとうせいこう氏

「建築とは」と書かれると引いたり怯んだりしてしまうのだけれど、この本を読んで「建築」は社会や文化や誰かの人生や日々の生活や、その一つひとつの比喩でもあるんだということがよくわかりました。
――後藤正文氏(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

●著者情報
光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
建築家。一級建築士。1979年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。8歳までアメリカで育ち、中学卒業まで日本とカナダ、イギリスで過ごす。1995年、単身帰国し、早稲田大学本庄高等学院に入学。2002年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業し、大学院は石山修武研究室へ。2004年、大学院修了とともにドイツの建築設計事務所で働き、ベルリンで暮らす。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を開設。2010年、思想家の内田樹氏の自宅兼道場(合気道)の設計を依頼され、翌2011年、建築家としての処女作、《凱風館(がいふうかん)》を神戸に完成。SDレビュー2011に入選。主な作品に《レッドブル・ジャパン・本社オフィス(青山、2012)》、《如風庵(六甲、2014)》、《旅人庵(京都、2015)》など。著書に『みんなの家。~建築家一年生の初仕事』(アルテスパブリッシング)、『建築武者修行~放課後のベルリン』(イースト・プレス)など多数。2012~15年まで、首都大学東京にて助教をつとめ、現在は神戸大学にて、客員准教授。

●目次
目次
プロローグ 建築家として働くこと
第一話 大工の言葉
第二話 街の見た目
第三話 蔵としての家
エッセイ① 音楽のある部屋
第四話 空間のなかの移動
第五話 芸術の文脈と身近さ
第六話 地域に開く学校
エッセイ② 風景と対話するスケッチ
第七話 人々が行き交う場所
第八話 高層建築の新しい挑戦
第九話 世界を結界する橋
エッセイ③ 軸線の先にある象徴的な建築
第十話 広い芝生とスポーツの巨大建築
第十一話 総合芸術としてのライブ空間
エピローグ 生命力のある建築

内容説明

街、ターミナル、学校、橋、ライブ空間、高層建築…過去と未来をつなぐ、豊かな空間。その手がかりを全力で探る!

目次

プロローグ 建築家として働くこと
第1話 大工の言葉
第2話 街の見た目
第3話 蔵としての家
第4話 空間のなかの移動
第5話 芸術の文脈と身近さ
第6話 地域に開く学校
第7話 人々が行き交う場所
第8話 高層建築の新しい挑戦
第9話 世界を結界する橋
第10話 広い芝生とスポーツの巨大建築
第11話 総合芸術としてのライブ空間
エピローグ 生命力のある建築

著者等紹介

光嶋裕介[コウシマユウスケ]
建築家。一級建築士。1979年、アメリカ、ニュージャージー州生まれ。8歳までアメリカで育ち、中学卒業まで日本とカナダ、イギリスで過ごす。1995年、単身帰国し、早稲田大学本庄高等学院に入学。2002年、早稲田大学理工学部建築学科を卒業し、大学院は石山修武研究室へ。2004年、大学院修了とともにドイツの建築設計事務所で働き、ベルリンで暮らす。2008年に帰国し、光嶋裕介建築設計事務所を開設。2010年、思想家の内田樹氏の自宅兼道場(合気道)の設計を依頼され、翌2011年、建築家としての処女作、“凱風館(がいふうかん)”を神戸に完成。2012~15年まで、首都大学東京にて助教をつとめ、現在は神戸大学にて、客員准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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夜間飛行

86
軽いエッセイ風に綴られていて読みやすいが残るものは残る本。冒頭の、インドの路上で少女が踊り出すシーン(彼女は物乞いをやらされている)が頭から離れなかった。建築は一人一人の生き方の問題であると同時に周りとの関係の問題でもある。公共の場にある時、身体は自分のものでありながらすでに自分のものではないのかもしれない。街、美術館、橋、競技場をスケッチし、ツインタワーの瓦礫撤去現場をスケッチする。人のために環境を整え、採光・軸線・不在によって遠い情報をもたらす建築は、風化に耐えて記憶を保ち続けるよすがでもあるようだ。2019/05/31

バナナフィッシュ。

7
内田樹の凱風館の設計をした建築士。世界を渡り歩いた(ニュージャージーに生まれ、青年期にはバックパッカーとして世界各地を転々と渡り歩いた)経験の持ち主なので、その世界観、切り口は一味違う深いところがある。内田樹が彼の処女作として、道場兼自宅としての凱風館の設計を任せたのも、彼の日本人離れした感性を読み取ったところが大きいのではないのだろう。これからの活躍に期待。2017/01/07

Salsaru

7
建築を軸にした思索の本。エッセイ的に読むにはよい。2016/11/06

Amano Ryota

4
言葉を介さなくても、ぼくたちは対話が出来るのかもしれない、と言うよりも、現にしているのだけど、それを言葉で上手く説明出来ないのだろう。だから、書いたり描いたり嗅いだり感じたり、生活というのはこういう言葉を持たない環境や空間との対話だと気づかされる。「私たちは、言葉を介して他人と交流している、と錯覚していないだろうか。もし、コミュニケーションの大部分がじつのところ非言語的に交わされているとしたら、どうだろう。言語の枠を越えた身体感覚に対して自覚的であれば、きっと言葉を発しない建築とさえも対話が可能である。」2016/09/23

ヤマ

2
さらっと読めた。関連書籍に、全く別ジャンルの文章で見かけたタイトルもあって、読もうと思った。2020/07/02

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