出版社内容情報
●「定年後」を楽しく生きる具体的アドバイス
・高齢でも記憶力は強化できる
・毎朝15分の音読
・睡眠時間を増やしなさい
・舌と指と目が脳を活性化させる
・歩きながら瞑想
・60歳からの身体トレーニング
・心配性の人は水泳を習おう
・誰にもやり残していることがある……(目次より)
●ボケずに健康な明日のために、今日からできること
この10年ほどの間、私は何人もの矍鑠たる高齢者と対談し、教えていただいたノウハウを自分なりに咀嚼してきました。この本にまとめたのはそのエッセンスです。(略)
今60歳の方は、95歳まで生きると考えれば、あと35年、それは何かに取り組み、楽しむのに十分な時間でしょう。
この本が、長い晩年を設計する一つのヒントになることを祈っています。
(「まえがき」より)
内容説明
定年からが、けっこう長い。知的に、楽しく、健康に。「知の巨人」が33の具体例で示す実践的幸福論。
目次
レス・フーリッシュな選択をしよう
95歳まで生きよう
理科系的生活から脱出しよう
晩年には、文科系の世界が向いている
「あらまほしきイメージ」を掘り起こす
選択はイメージに忠実に
手本は、天才ではなく平凡な人にする
百人百様のイメージがあっていい
人は何を幸福と感じるか
誰にもやり残していることがある〔ほか〕
著者等紹介
渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、2017年4月、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。