となりのイスラム―世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代

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となりのイスラム―世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908786
  • NDC分類 167
  • Cコード C0036

出版社内容情報

内容
仲良くやっていきましょう。
テロ、戦争を起こさないために―
大勢のイスラム教徒と共存するために――
現代イスラム地域を30年以上見つめつづけてきた研究者である著者が、いま、なぜ「こんなこと」になっているのか? を解説。
「一夫多妻制って?」などの日常的な話題から、「イスラム国」がなぜ生まれたか、といった世界情勢の見方や「テロを本当になくすために必要なこと」まで、抜群のわかりやすさで綴る、現代必読の一冊。
1980年代にシリアを、その後ヨーロッパでトルコ出身の移民を、それぞれ現地で研究してきました。91年からは、トルコに家をもち、イスラム世界との交流をつづけています。
この本では、私が実際に見て聞いて研究した「となりのイスラム」をご紹介することで、みなさんの頭のなかにある、「イスラムは怖い」という思い込みを解いていこうと思います。そして、ごくふつうに仲良くしていけるんだ、あるいは、そうしていきたい、と思い、行動する人たちが増えていってほしいと思うのです。――まえがきより

著者情報
内藤正典(ないとう・まさのり)
1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。博士(社会学)。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、現在、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授。著書に『イスラム――癒しの知恵』『イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北』(以上、集英社新書)、『ヨーロッパとイスラーム』(岩波新書)、『トルコ 中東情勢のカギをにぎる国』(集英社)など多数。

目次
まえがき
序章  世界を救える国はどこか?
第1章 衝突は「今」起きたわけではない
第2章 イスラム教徒とは、どういう人か
第3章 西欧世界とイスラム世界はもとは同じ
第4章 となりのイスラム教徒と共に
第5章 ほんとはやさしいイスラム教徒
第6章 日本人が気になる12の疑問
第7章 イスラムの「病」を癒すために
終章  戦争、テロが起きないために私たちができること
あとがき

内容説明

仲良くやっていきましょう。テロ、戦争を起こさないために―大勢のイスラム教徒と共存するために―

目次

序章 世界を救える国はどこか?
第1章 衝突は「今」起きたわけではない
第2章 イスラム教徒とは、どういう人か
第3章 西欧世界とイスラム世界はもとは同じ
第4章 となりのイスラム教徒と共に
第5章 ほんとはやさしいイスラム教徒
第6章 日本人が気になる12の疑問
第7章 イスラムの「病」を癒すために
終章 戦争、テロが起きないために私たちができること

著者等紹介

内藤正典[ナイトウマサノリ]
1956年東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科科学史・科学哲学分科卒業。社会学博士。専門は多文化共生論、現代イスラム地域研究。一橋大学教授を経て、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

93
イスラムについて何も知らなかった。フランスで行われていることはイスラムにとって強制であることや、そもそもイスラム国家はないこと、イスラム国が生まれた背景に西欧社会がイスラムに行ってきた歴史があることなどを知った。世界で約15億人の信じる宗教は、同じ神を持つキリスト教が中心の西欧社会の喧伝するような危険な集団ではなく、むしろ弱いものを助け、人が人に敵対しないということが特徴である。今後アジアとの交流が活発になれば、イスラム教の人々との交わりも想定される。この本はイスラムへの偏見を解きほぐしてくれる書である。2020/10/25

どんぐり

62
世界の3人に1人がイスラム教徒。イスラムする人(ムスリム)は、アッラー、天使、啓典、使徒、来世、定命の六つを信じ、信仰告白、礼拝、喜捨、断食(斎戒)、巡礼の五つを「六信五行」として信仰する。近代以降の西欧社会が、神から離れることで人間が自由を得ていくのに対して、彼らは神とともにあることによって自由を得ると考えている。本書はイスラム教徒とはどういう人で、何をどのように信じているのか、イスラム研究者が解き明かした入門書である。最後のほうで中東・イスラム世界の秩序がどんどん崩れているなかで超国家的なリーダーとし2018/02/12

Y2K☮

62
食文化や男尊女卑に関する偏見が拭われた。ウエルベック「服従」が描く一夫多妻に纏わる妄想は本来のイスラム文化では殆ど実現不能。他の一神教と神は同じという立場で共存を図り、他人に信仰を強制しないのが元々の形。ISの野蛮な実態は全くの別物。「格差社会を容認せず、子供や弱者に優しく、常に己を律するが欲望の享楽を否定はしない宗教」と捉えれば概ね正解か。上辺だけでなく意図を重んじ、何事も善行を積むきっかけと考え、結果は神に委ねて悩まない。なるほど。宗教的にいい意味で寛容な日本なら欧米とは違った理解をもっと示せるはず。2016/09/22

よっち

54
現代イスラム地域を30年以上見つめ続けてきた研究者である著者が、今なぜイスラム教徒との関係が「こんなこと」になっているのかを解説した一冊。欧州の世俗主義的感覚からすると奇異にしか見えない行動も、彼らなりの理由があることがとても分かりやすく書かれていて、それを容認されず排他主義的な迫害を受ける一方で、過激派の行動や難民問題があったりで、線引せずに歩み寄ってお互いを理解しようとする、容認する意識はとても大切なことだと改めて感じましたが、ここまで複雑にこじれてしまうと修復するのはなかなか大変だなとも思いました。2016/11/17

fwhd8325

52
どうしても偏見のように伝えられている事が多いようにかっじました。実際はそんな単純ではないんだろうけど、根底にあるものを理解し合えれば、様々な問題も解決しやすい… そんなことも思ったりします。とってもわかりやすい著書です。2017/01/07

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