選んだ理由。

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  • サイズ B6判/ページ数 244p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908779
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

内容
職業、結婚、進学……
人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?
喫茶店店主、写真家、女子高生など、さまざまな職業の人に、何の予備情報もないまま出し抜けにインタビューをしていくことになった著者。
初対面の人たちに聞いた話を元に、私小説のように綴られるそれぞれの「選んだ理由」と、そこから見えてくるものとは?
どういう仕事に就くか、誰と一緒に生きるか、どこに生きるか、どう生きるか。誰もが、人生で幾度も選択を重ねていく。このインタビューシリーズを通して、「どれを選んだか」もさることながら、「なぜそれを選んだか」「どういう経緯でそれを選ぶことになったのか」が、人によってまったく違うことに気づかされたのだ。さらにいえば、「なぜ選んだか」という基準が、その先で「どうなっていったか」ということと、大きく韻を踏んでいる、とも思えた。――はじめにより
ミシマ社のウェブ雑誌「みんなのミシマガジン」連載時から話題沸騰の「石井ゆかりの闇鍋インタビュー」が、ついに書籍化!
厳選された7本に大幅に加筆を加えた、珠玉のエッセイが誕生。

著者情報
石井ゆかり(いしい・ゆかり)
ライター。著書『12星座シリーズ』(WAVE出版)が120万部のベストセラーとなる。他に、『愛する人に。』『「美人」の条件』(以上、幻冬舎)、『後ろ歩きにすすむ旅』(イースト・プレス)、『子どもの自分に会う魔法 大人になってから読む児童文学』(白泉社)など多数。

推薦
まず最初に読んでみてパッとうかんだのが「ズルイなぁ」でした。だっておもしろいんだもん(笑)。私たちの近くにころがっている“選択”を見つめなおすキッカケをくれる本でもあるのかな、と思いました。―― TSUTAYA一関中央店 佐藤彩香さん

目次
はじめに
1 「新鮮」さがそこにあるから。 ―畑さん@河原町・エレファントファクトリーコーヒー
2 「その人に会いたい」から。 ―篠原さん@烏丸御池・カフェジンタ
3 「自由な自分にしておきたい」から。 ―平村さん@株式会社はてな・京都オフィス
4 「これじゃない」から(言い放たれたから)。 ―吉田さん@川端丸太町・ミシマ社京都オフィス
5 「体験」の力。 ―赤井さん@梅田・カフェゆう
6 「知りたい」から。 ―仲野先生@京都駅・ホテルグランヴィア京都
7 この世の「秘密」。 ―中川さん@川端丸太町・ソース
番外編 世界平和のために。 ―阿藤さん@新宿・アフタヌーンティー・ティールーム
おわりに

内容説明

職業、結婚、進学…人生の岐路で、あなたはなぜ「そっち」を選んだのですか?「インタビュー、からの、私小説」のような一冊。

目次

1 「新鮮」さがそこにあるから。畑さん@河原町・エレファントファクトリーコーヒー
2 「その人に会いたい」から。篠原さん@烏丸御池・カフェジンタ
3 「自由な自分にしておきたい」から。平村さん@株式会社はてな・京都オフィス
4 「これじゃない」から(言い放たれたから)。吉田さん@川端丸太町・ミシマ社京都オフィス
5 「体験」の力。赤井さん@梅田・カフェゆう
6 「知りたい」から。仲野先生@京都駅・ホテルグランヴィア京都
7 この世の「秘密」。中川さん@川端丸太町・ソース
番外編 世界平和のために。阿藤さん@新宿・アフタヌーンティー・ティールーム

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

171
なぜこの選択をしたのか。選んだ理由。占い師の石井ゆかりさんが一般の方に闇鍋インタビュー(事前情報なしという意味)。老舗珈琲店に憧れるが、いざやってみると何十年も続けることがどれほど困難かに気づく。どんなものにもやらなければ気づけない苦悩がある。分からないから楽しいし、興味があるから知りたいし、でも人って表面からは理解できないから、勝手にこういう人と決めつけたくなる。それは自分の気持ちを安定させたいから。誰しもモヤモヤや葛藤はつきまとうけど、もがきながら見えてくる道が必ずあるからやってみよう。歩いてみよう。2023/03/21

パフちゃん@かのん変更

22
星占いのライター石井ゆかりさん。「闇鍋インタビュー」とは相手のことを何も知らない真っ白な状態で会ってインタビューするのだ。人生は様々な岐路に立たされる。「選び方」「選んだわけ」人によってさまざまだ。占いの通りとは限らない。学校の先生を3年でやめて写真家になった吉田さんの話が面白い。と言うか、吉田さんの奥様はまさに神!「この仕事、ずっと続けるつもりなん?」「もちろん、続けるやん」「は!つまらん」二人とも学校の先生定年まであと30年暮らしていける。「じゃあ、やめよっか」「写真やれば。やってたやん」すごい奥様2022/07/02

17
昨年の本ながら、もっと若い時分に出会いたかったと思わせる一冊。ビジネス本や就活本にはほとんど載っていないであろう、社会を生き抜くためのヒントが詰まっている。▼ちっぽけな人間が負けないために必要なこと。「自分を飽きさせない(飽きないからこそ商いは続く)」「裁かない」「罰しない」「NOを知る」「縛られる、ほどけるを受け入れる」▼初対面の人の内面を掘り下げていくという点で、読書会も【闇鍋インタビュー】だと言える。2017/11/07

ちぇしゃ

15
石井ゆかりさんの、星占い以外の本。予備知識なく取材したそれぞれの人が、「今」をどうして選び取っていったのかをインタビューしたエッセイ。日々の選択の中で、今を中心にして過去と未来があるのだけど、悩んで追い詰められるとどうしても気持ちが今から離れてしまいがち。このインタビューはそれぞれが今を前向きに受け止めた上で未来を見つめているのがとても印象的。何かを選び取ったたくさん重なりあう今までが今を作っている。日々の選択と未来につながる大事な今を選ぶ時、すこしゆっくりするために読む、暖かい飲み物のような読み物でした2017/06/09

チェアー

12
こういう風に自分を出すインタビューは、よほど気を付けないとリズムが狂うし、聞きたいことまで迫れないもどかしさが残ったまま終わってしまう。残念ながら、この本もその類い。写真家の吉田亮人さん、阪大教授の仲野徹さん、瑞泉寺の僧侶でイラストレーターの中川学さんには、もっと話を聞いてみたかった。2016/10/18

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