出版社内容情報
【紹介】
坊さん歴、十年。
それは僕にとって、「妻との結婚」「お寺の新しい建物、演仏堂の建立」「少しばかりの心身の不調」、そして「娘を授かり父親になる」という人生の大きな節目でもあった。そして、そんな頃に考えてきたこと、なにげないけれど、時々とても大切なように感じられる「仏のヒント」をまるで親しい友だちに手紙を書くように、今から、みなさんにお話ししたい。
――プロローグより
「仏様、大師様、ボクを救って」
心身の不調、結婚、そして父になるという重み……。
苦悩する若き住職が、仏教を通して見つけたもの、そ・れ・は!
『ボクは坊さん。』(2015年秋映画化)をしのぐ名作、誕生!!
【目次】
プロローグ
第1話 沈黙の語るもの
第2話 結婚式に歌う坊さん
第3話 出し惜しみ
第4話 人間関係で意識する「フラット」であること
第5話 中道の机
第6話 見えるところに置いて、トレースする
第7話 音楽がきこえる
第8話 神秘の準備
第9話 演仏堂を建立しました
第10話 からみ合う生と死。〝気をつけて〟生きる
第11話 死者の世界にお邪魔する
第12話 〝ゆるす、なだめる〟状況打開のヒント
第13話 子どもを授かる
エピローグ ―― そして話は最初に戻る
あとがき
【著者プロフィール】
白川密成(しらかわ・みっせい)
1977年愛媛県生まれ。栄福寺住職。高校を卒業後、高野山大学密教学科に入学。大学卒業後、地元の書店で社員として働くが、2001年、先代住職の遷化をうけて、24歳で四国八十八ヶ所霊場第五十七番札所、栄福寺の住職に就任する。同年、『ほぼ日刊イトイ新聞』において、「坊さん――57番札所24歳住職7転8起の日々――」の連載を開始し2008年まで231回の文章を寄稿。2010年、『ボクは坊さん。』(ミシマ社)を出版。2015年10月映画化。他の著書に『空海さんに聞いてみよう。』(徳間書店)がある。
栄福寺ウェブサイト「山歌う」http://www.eifukuji.jp/
内容説明
心身の不調、結婚、そして父になるという重み…。仏様、大師様、ボクを救って。苦悩する若き住職が、仏教を通して見つけたもの、そ・れ・は!『ボクは坊さん。』(2015年秋映画化)をしのぐ名作、誕生!!
目次
1 坊さん、結婚する。(沈黙の語るもの;結婚式に歌う坊さん;出し惜しみ)
2 坊さん、仕事で悩む。(人間関係で意識する「フラット」であること;中道の机)
3 坊さん、寺をつくる。(見えるところに置いて、トレースする;音楽がきこえる;神秘の準備;演仏堂を建立しました)
4 坊さん、父になる。(からみ合う生と死。“気をつけて”生きる;死者の世界にお邪魔する;“ゆるす、なだめる”状況打開のヒント;子どもを授かる)
著者等紹介
白川密成[シラカワミッセイ]
1977年愛媛県生まれ。栄福寺住職。高校を卒業後、高野山大学密教学科に入学。大学卒業後、地元の書店で社員として働くが、2001年、先代住職の遷化をうけて、二十四歳で四国八十八ヶ所霊場第五十七番札所、栄福寺の住職に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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