終わりなき旅の終わり―さらば、遊牧夫婦

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784903908441
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

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5年旅して「夫婦」になった。

「一生旅をつづけたい」――出発時の思いは、ユーラシア大陸を駆け抜けるなかで、いかなる変化を遂げたか?
旅する理由、働く覚悟、新たな夫婦の形…。2人が最後に見つけたものは?

●内容

5年旅して「夫婦」になった。

異色の紀行ノンフィクション・『遊牧夫婦』シリーズ最終巻。

結婚直後、夫婦で5年間の旅に出た『遊牧夫婦』。
本書では、旅の最後の一年間、中国を出発してユーラシア大陸を横断、そしてアフリカへいたるまでの
日々をお届けします。
「一生旅をつづけたい」――出発時の思いは、ユーラシア大陸を駆け抜けるなかで、いかなる変化を遂げたか?
旅する理由、働く覚悟、新たな夫婦の形…。2人が最後に見つけたものは?

編集部註:本書から始めて、その後、1、2巻を読んでも十分楽しめます!

本書の旅のルート
北朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、チベット、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、アルメニア、グルジア、トルコ、ギリシャ、イタリア、スイス、オランダ、スペイン、モロッコ、南アフリカ、ボツワナ、ザンビア、マラウィ。

●著者略歴
近藤雄生(こんどう・ゆうき)
1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリアでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動(2006-2007)、その後ユーラシア大陸横断を経て、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住。著書に『旅に出よう』(岩波ジュニア新書)、『遊牧夫婦』『中国でお尻を手術。~遊牧夫婦、アジアを行く』(以上、ミシマ社)。http://www.yukikondo.jp/

内容説明

北朝鮮、中国、モンゴル、ロシア、チベット、キルギス、ウズベキスタン、トルクメニスタン、イラン、アルメニア、グルジア、トルコ、ギリシャ、イタリア、スイス、オランダ、スペイン、モロッコ、南アフリカ、ボツワナ、ザンビア、マラウィ。異色の紀行ノンフィクション『遊牧夫婦』シリーズ最終巻。

目次

1 ユーラシアを行く(新たな旅の始まり;蟻地獄の国境と満天の星空;本物の遊牧生活;シベリア鉄道の果てに;叔父の死)
2 聖地と極寒(命懸けの道のり;カイラスの聖人;カイラス巡礼;無言の二人;豪気な男とキルギスへ;ビシュケクのロシア語授業;ヤンキー顔で凄む;ウズベキスタンで年明け)
3 イスラム、国境、人種(イスラムの聖地マシュハド;マリオ野郎;イランのほがらかな人々;バレー部です!;コーカサスの人;親切連鎖トルコ)
4 遊牧夫婦の決断(イスタンブールでチベットを思う;混沌のギリシャ;筆走るイタリア;夫婦の選択肢;中国の友人からの辛辣な批判;亡命チベット人との出会い;アフリカへ)

著者等紹介

近藤雄生[コンドウユウキ]
1976年東京生まれ。東京大学工学部卒業、同大学院修了後、旅をしながら文章を書いていこうと決意し、2003年に妻とともに日本をたつ。オーストラリアでのイルカ・ボランティアに始まり、東南アジア縦断(2004)、中国雲南省で中国語の勉強(2005)、上海で腰をすえたライター活動(2006‐2007)、その後ユーラシア大陸横断を経て、ヨーロッパ、アフリカへ。2008年秋に帰国し、現在京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジュースの素

10
5年に渡る旅の記録本だが、これが3冊目。全て読んで来た。地図に線を描くと壮大な旅になる。明快な文章で非常に読みやすい。長い旅をまとめるのはこうしないと無理があるのか、移動方法が主で その町の景色や埴生にはほとんど触れていないのが寂しい。この旅で感じた人々の明るさや緩さは日本人には無いものだ。日本人とは気難しい民族なのだなぁ。2020/03/11

スカーレット

4
あとがきの雄生さんが随分大人な雰囲気で、5年間の旅は成長記録のようでした。国の境目はとても興味深いです。。。2017/05/07

フロム

3
この本、著者の善性や優しさ、思いやりが全て悪い方に発現してしまってる。30時間移動にあてたり、些細な事で夫婦喧嘩したりと「そこでしょ!!面白いのは」とオイシイポイントが軒並みシェイプされてしまってるのが残念でならない。。ただ、後半旅に倦み、目標をロストして疲れ果ててしまってる様が文章に滲み出てるのが素晴らしい。旅はじめの瑞々しさと後半の磨耗具合の対比は結構見応えがあって面白い。旅行大好き!!!!とか過去ハードな旅行してた人にはノスタルジーに浸れるのでお奨め。そうでない人は、、、どうなんだろ?2015/08/13

kirara

1
★★★☆☆ シリーズ全て読んだけど、旅に終わりに近づくにつれて明らかにテンションが下がってて前作ほどワクワクしなかった。色んなところ行きすぎて、感動や驚きが薄れてきてるのがわかる。まぁ5年も旅続けてたら誰でもそうなるだろうけど。2018/04/06

1
図書館で暑い夏の昼下がりざっくりと読むのにちょうどいい本だった。そんな思いしてまで高山病になりながら行きますか?冷や冷やしながらでも中国から北朝鮮に歩いて国境を超えたいですか? 間一髪で旅の情けで偶発的に助けられながら遊牧していくご夫婦。 こういう生き方を自らやってみたいと思うカップルもいるんだなあって驚きました。 私は頼まれても行かない旅のスタイル。 2016/08/14

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