内容説明
「働く意欲」を自由自在にコントロール。そんな夢のような「力」を手にしよう。モチベーション研究の第一人者が「働くすべての人」に贈る、愛と元気が詰まった実践書。
目次
1 自分の「やる気!」(「自分の方針」を把握しよう!;「目的力」という「やる気!」を手にいれよう!;「緊張力」という「やる気!」を手にいれよう!)
2 周りの「やる気!」(周りの「やる気メカニズム」を把握しよう!;「関係力」という「やる気!」を手にいれよう!;「基礎力」という「やる気!」を手にいれよう!;「言葉力」という「やる気!」を手にいれよう!)
「やる気!」語録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
朝日堂
21
巻末「やる気語録」が秀逸。「過ぎ去ったことはすべて物語に過ぎない」寺山修司/「安定こそ不安定であり、不安定が安定である」小林宏治/「問いが発せられる以上、その問いは答えることのできるものである」ヴィトゲンシュタイン/「完全に理解してくれる人はいないのです」石ノ森章太郎/「品格の有無を決定するのは、みずからの職業的あり方を貫き、それに堪える能力」カズオ・イシグロ/「記憶せよ。各人はただ現在、この一瞬間にすぎない現在のみに生きるのだということを」マルクス・アウレーリウス/「知る者は言わず、言う者は知らず」老子2013/07/31
chie
11
やる気は、常に最高の状態にある訳ではなく、波がある。やる気を出したいのなら、結局は自分自身のやる気について分析してみるほかないのだと納得した。そして、些細なことへのやる気一つとってみても、それは、生きる気力とつながっているんだと思った。「これ以上は危機感に訴えている場合ではないと気づけば、もっと夢や希望を自分に語るようにする。」(「やる気!語録」より) 私が自分のために考えたやる気語録は「自分が空っぽだと気づいた時からの一歩こそが自分自身なのだ。」2021/07/04
しん
1
自分のやる気をいかに出すか、周囲のやる気をいかに出すか、そういう本。自分自身の方針などについて、短い文章にまとめること、それを修正していく作業を続けることなどでやる気を手に入れるというものである。なるほどと思う部分も多いけれど、ちょっと難しい感じがした。2010/10/01
fujyuh
0
自分のモヤモヤした思いを文書に出力しブラッシュアップしていくと、本当の思いが何なのか見えてくる。頭の中を整理するための有効な手段を教わった。2013/11/26
ムムリク・ミ
0
軽いタイトルだし、語り口もやさしいのですが、決してその場限りのやる気を出させるものではなく、自分とじっくり向き合うことを求める本です。時間のかかるのとですがじっくり向きあえば他のやる気を出す系の本はしばらく要らないですね。2013/07/10