内容説明
旧共産圏の魅力を写真で伝え続ける星野藍による「旧共産シリーズ」第2弾は「ソ連のバス停」。ソビエト連邦崩壊後のロシア、キルギス、ジョージア、タジキスタン、アブハジアなどで現存する、西側諸国の我々からは想像もつかない奇抜で魅惑的なデザインのバス停の写真を123点収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
166
こんな写真集が発売されるとは思いませんでした(笑) 東京キララ社は、侮れません。 ソ連時代は裕福だったのか、単なるアホか解りませんが、バス停に結構お金をかけていたようです🚏🚏🚏 https://www.tokyokirara.com/items/808406282023/12/12
MASA123
12
図書館の新刊本。東京キララ社、星野藍の旧共産遺産シリーズ。奇妙な写真集だ。作者は廃墟写真家の星野藍さん。若手の女流カメラマンだ(女流って言い方はもう古いけど)。藍さんのブログには、廃墟以外の写真もあるが、興味の対象がなんだか凄い。ブログはお気に入りにいれて、あとでゆくり見ようと思う。 本写真集だが、バス停しか写っていない。このバス停は現在も使われているのか、廃墟なのかが知りたいが、バス停で待っている人、バス停に停まっているバスの写真はひとつもないので、それがわからない。 2024/04/16
お抹茶
4
廃墟なのか,モザイク画の建造物なのか,アート作品なのか,ただバスを待つためだけの施設という感じではないバス停の写真。シンボル・鎌と槌が大きく描いてあるのはもちろんソ連らしいところだが,そうでなくてもなんだか巨大な感じが今の時代とは違う印象を与える。2025/02/19
サクラ
3
私の知ってるバス停にはないものばかりでした。建物の凄ければそのペイント?塗装?も凄い。こんなカラフルな場所なら利用者も増えるかも(笑)2025/04/05
みんな本や雑誌が大好き!?
2
バス停といってもいろいろとあります。ここに出てくる「ソ連」のバス停は屋根のあるものが多いです。壁画などが残っているものも……。でも、人やバスは見当たらず? もう「路線」としてはないのかもしれません? 朽ち果てた感じのバス停ばかりでした。 丸田祥三氏の『棄景-廃墟への旅』『棄景』を彷彿させる感じのものでした。 星野藍氏の作品には『ソ連の乗り物』『旧共産遺産』(東京キララ社)があり、いずれも拝読しています。『ソ連の乗り物』は、ソ連時代のノスタルジック(?)な自動車、鉄道、ロープウェイなどが出てきました。2025/06/16