内容説明
万延元年、幕府の命により北方警備の視察のため、南部藩からノシャップに派遣された三人の男たち。アイヌの暮らす最果ての地に移住したこの三人の男を中心に、稚内は開拓されていく。親子三代に渡る開拓の苦労、そして人間ドラマ。北の大地を舞台にした壮大な歴史小説、ここに誕生。
著者等紹介
佐々木健二郎[ササキケンジロウ]
1936年、仙台市生まれ。1961年、東北大教育学部美術科卒業。1966年、メキシコ・インスティチュート・アジェンテ卒業、MFAを取得。東北生活文化大学非常勤講師(1981~1996)やニューヨーク日本クラブ・カルチャー講座講師(1991~2004)を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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